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2013.05.14

フランス2013 (1-3)サン・ジェルマン・デ・プレにて

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 2度目のパリ訪問、最初の一歩はここサン・ジェルマン・デ・プレから。メトロ駅出口から地上へ上がると、この界隈のランドマークであるサン・ジェルマン・デ・プレ教会の南側へ出てくる。柵を入るとそこは児童公園になっており、子供たちの歓声が賑々しい。


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 教会の内部へ。現存するものではパリ最古の教会の一つだそうな。最近は教会内部の写真はほとんど撮らなくなっているので、この先も文字のみで失礼を。

 中では現代アートの展示会が開催されており、何世紀も前に作られたらしい古めかしい彫像に並べて、それらを抽象化したようなツルンとした彫刻作品が置かれていた。この違和感、2010年に現代美術家の村上隆氏のポップアートがヴェルサイユ宮殿に展示されて物議を醸した話を想起させる。とはいえ30年前に突如出現したポンピドゥー・センター然り、フランスのこと芸術分野に関しては伝統という名の因習に囚われない気風を象徴しているようだし、それが新たなムーヴメントを生み出す原動力になっているのだろう。

 教会正面の方から外観を撮影。高い鐘楼も11世紀創建でパリ最古のもの。


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 教会は交通量の多い交差点に面しており、ここから南南西方向へ延びるレンヌ通りの向こう側にはモンパルナス・タワーが見える。


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 そして北西の角には「レ・ドゥー・マゴ(Les Deux Magots)」(下の写真1枚目)と「カフェ・ド・フロール(Café de Flore)」(下の写真2枚目)という、文化人ゆかりの著名なカフェが軒を並べている。この手の系統の話には関心が持てないので、写真を撮りました、という話だけ(客も観光客風の人ばかりでした)。サン・ジェルマン通りを挟んだ南側には「ブラッスリー・リップ(Brasserie Lipp)」(下の写真3枚目、左端)があり、これら3軒が現代サン・ジェルマン・デ・プレのシンボルだそう。


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 教会北側の路地へ入ると、大通りの喧騒とは一転して静かに。調度品類のオシャンティなショップが並んでおり、個性豊かなディスプレイを眺めながら歩いていると、幾ら時間があっても足りなさそうである。


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 メトロ10号線・マビヨン駅前でサン・ジェルマン通りを渡り、南側へ。正面にはサン・ジェルマン市場(Marché St-Germain)というショッピングセンターが見える。パリ市内に何箇所もある食品市場のひとつだそうだが、私が通り抜けたエリアはひたすらブティックが並んでいた。平日の昼間ということで閑散とした様子。


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 狭いながらも路線バスが次々と走り抜けていく路地を横断し、サン・シュルピス教会(St-Sulpice)へ。「ダ・ヴィンチ・コード」の作中に於いて重要な場所として登場したらしいが、私は映画にも原作にも全く触れていないのでコメント出来ません(苦笑)。パリ市内ではノートルダム大聖堂に次いで2番目の大きさを誇る聖堂とのことで、圧倒的な存在感。内部も非常に広い。下の写真で左側に写っている塔は2年前、足掛け13年にも及んだ修復工事を終えたばかりだそうだ。


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 教会の西側に隣接するサン・シュルピス広場。


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 サン・ジェルマン・デ・プレ界隈を1時間ほどでササっと一巡りし、更に南下して今度はリュクサンブール公園へ。

(2013.04.15)


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