オランダ (2-6)ザーンセ・スカンスにて・その2
ということで風車群の方へ歩を進める。有料で内部の見学ができる風車もあるのだが、私はキンデルダイクで見学済みだったので今回はスキップした。草原の広がるキンデルダイクとは対照的に、こなたザーン川の対岸はアムステルダム郊外の住宅地。索然たる…とは過言かもしれないが、これもアムステルダムからのアクセスの良さとのトレードオフということなのだろう。





手元の観光地図(*注)によると、村から一番遠い風車の横から川の対岸へ渡る船が出ているらしいのだが、5月1日からの運航とのことで残念ながら10日ほど早かったようだ。地図では住宅地を抜ける散策コースも紹介されており、この船を介して来た道を戻らずに済む一筆書きコースが取れたのだが。
*注:コーフ・ザーンダイク駅前とザーンセ・スカンス入口の2箇所に、スロットマシーンのような地図配布用の機械が設置されています。知らなければ気付かずに通り過ぎるであろう、さりげない佇まいですが。
川と反対側は田園地帯なので、こちらの風景はそこそこ雄大である。


今回の旅ではキンデルダイクとザーンセ・スカンスの両方を訪れることが出来たが、もしコチラだけだとしたら観光化され過ぎてきっと消化不良だったはず。ともあれ代表的な2ヶ所の風車村を制覇し、お腹一杯である。

村を離れる前にもう一度街並みを見て回る。ホットチョコレートやオランダ名物の木靴・チーズなどのショップがあり、オランダの最大手スーパーマーケットチェーン・Albert Heijinの発祥となった雑貨店もここへ移築されている。単なる野外博物館かと思いきや、ここで実際に生活している人もいるらしく、こんな観光客だらけで騒がしい場所によく住めるものだと感心してしまう。


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コーフ・ザーンダイク駅へ戻ってくる。まだ午後4時半と日没まで4時間もあるのだが、今日はアルクマールのチーズ市にザーンセ・スカンスと人の多い所ばかりを巡ったため、肉体以上に精神的に疲れてしまった。ちょっとハーレムの観光案内所で済ませておきたい用事があり、5時半までに着かなければならないこともあって、その流れで残りの時間はハーレムの散策に回すことにした。
Sprinter Koog-Zaandijk(16:37) → Amsterdam Sloterdijk(16:50)
Sprinter Amsterdam Sloterdijk(16:53) → Haarlem(17:07)
まずはアムステルダム中央行きのSprinterで乗換駅のスローテルダイクへ。今日は平日なので15分毎の運転だが、土・日・祝日は30分間隔になってしまう。ずいぶん大胆に削減するものだと恐れ入るが、これで驚くなかれ。週末になると国内のあちこちで本数の削減どころか路線を丸ごと運休しての保守工事が行われ、ローカル線だけではなく国の大動脈を担う幹線路線もその対象となる。旅行者にとっても影響の多いこの保守運休、その混乱?ぶりはまた後ほど。
朝とは別の路線で北海運河をくぐり、アムステルダム・スローテルダイク(Amsterdam Sloterdijk)駅で乗り換え。中央駅から来た線路が3方向へ分岐する接続駅で、阪急電車の十三駅のような機能をもっている(こちらの駅はもう少し駅の構造が複雑ですが)。Intercityもすべての系統が停車するが、ハーレム方面への先発列車はSprinterだった。各駅停車のSprinterにも二階建て車両が使われており、この列車もそう。
ハーレム駅に到着し、グローテ・マルクトを通り抜けてもう少し南にあるVVV(フェーフェーフェー/観光案内所)へ。後日訪問するキューケンホフ公園の入場券と路線バスの乗車券がセットになったチケットを事前購入するつもりで来たのだが、スタッフ曰くハーレムのVVVでは扱っておらず、ライデンのVVVで購入してほしいとのこと。あれっ、出発前にキューケンホフ公園の公式サイトで調べてきた情報によると、ハーレムからもバスが出ているはずなのだが…? とはいえ、無いものは無いのでそのまま引き下がるほかなく、無駄足に終わってしまった。うーん、やっぱりライデン経由で行くべきなのか… どうしたもんかね。とりあえずこの件は持ち越しということに。
時刻はまだ午後5時20分ということで、これから滞在地のハーレムを散歩してみることにしよう。
(2013.04.19)
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