生駒の山を歩いて越える・十三峠編 その2(平群駅~服部川駅)
平群駅から1時間半。標高462mの十三峠に到着です。ここには峠の名前の由来になっている塚があるのですが、下調べをして来なかったために見逃してしまいました。大阪府民の森の一部である「みずのみ園地」がそばにあり、今日は日曜日とあって子供たちの歓声が賑やかです。
暗峠からの眺望は期待できないのですが、片や十三峠の方は頂上から大阪平野が一望の下。黙々と歩いてきた山道から峠に立った瞬間に一気にパノラマが開け、その感動もひとしおでした。
ちなみにこちらは暗峠とは異なり、大阪側からも車での到達は容易です。峠道のヘアピンカーブに大阪平野の夜景と、DQNを惹きつける要素たっぷり(笑)なのも静かな暗峠とは対照的なところです。
峠から少し下っていくと、水呑地蔵院があります。
急峻な大阪側の斜面を転がり落ちるようにして更に下っていきます。
峠から40分ほどで集落のある所まで降りてきました。こちらは大阪府八尾市になりますが、この辺りは農地が点在しているので平群町の延長線上のような雰囲気です。
こちらでも桜が満開です。
斜面を下りきり、越えてきた峠を振り返ってみます。
駅まではあと少し。
平群駅から3時間かけて、ゴールの近鉄信貴線・服部川(はっとりがわ)駅に到着です。今回は色々と道草を食いましたが、まっすぐ歩くのならば2時間での踏破も可能でしょう。
初めて生駒の山越えにチャレンジするのならばやはり暗峠ルートが面白いですが、こういったサブルートもまた違った味わいがあるものですね。
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