大野川緑陰道路(大野川遊歩道)を散策・その2
阪神高速3号神戸線と阪神本線を過ぎると、大野川緑陰道路はきゅっと右へカーブ。その後もゆるやかな蛇行を繰り返しながら、淀川への合流点を目指していきます。
やがて前方に高い煙突をもつ建物が迫ってきます。これは大阪市環境局西淀工場というゴミ焼却場。住宅地に隣接している施設なので、近寄ってみても臭いは全くしないほどに環境対策は万全です。隣の建物にはこういった施設につきものの温水プールが。
西淀工場の横を抜けると、程なく阪神なんば線の線路をくぐります。
こちらの最寄り駅は福駅。阪神本線の姫島駅は少し離れていますが、福駅のほうは遊歩道のすぐ南側にあります。5年前から快速急行が走り始めたので、そばの踏切には高速で通過する電車への注意喚起を行う看板が掲示されていました。先の西淀工場の煙突も、なんば線の電車でかぶりつきをしていると一際目立つ存在です。
▲(2枚)阪神なんば線・福駅
なんば線に続いて、一般国道では国道2号線と並んで阪神間の大動脈を構成している国道43号線をアンダーパス。その先の最終区間は、これまでで一番緑深い並木道です。
下の写真は沿道にある住吉神社。この界隈はかつては漁村だった名残で、海の守り神を祀っているとのことです。
塚本駅からのんびり歩いて1時間半。後半は駆け足での紹介となってしまいましたが、大野川緑陰道路の終点に到着です。
大野川が合流していた淀川(新淀川)の畔へ。「海だーーー!!」と叫びたくなるほどの広漠とした風景です。もう河口も近く、これより下流側には一般道の橋は架かっていません。
(上流側は国道43号線伝法大橋・新伝法大橋と阪神なんば線淀川橋梁/下流側は阪神高速5号湾岸線神崎川橋)
近くにバス停でもあればよかったのですが生憎見当たらなかったので、福駅まで戻って尼崎経由で梅田へ出ました。徒歩での散策も悪くはないのですが、やっぱり高規格の自転車道をノンストップで疾走するのが気持ちいいのでしょうね。
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