15/06/08 (6)山形・霞城公園 その2【山形市郷土館(旧済生館本館)】
というわけで、山形市内の近代建築一つ目、『山形市郷土館』にやって来ました。文明開化真っ只中の1878(明治11)年に私立病院の『済生館(さいせいかん)』本館として竣工した建築物です。
▲山形市郷土館を正面から眺める
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というわけで、山形市内の近代建築一つ目、『山形市郷土館』にやって来ました。文明開化真っ只中の1878(明治11)年に私立病院の『済生館(さいせいかん)』本館として竣工した建築物です。
▲山形市郷土館を正面から眺める
山形駅改札口を抜けてコンコースへ。まずは観光案内所を訪ねて市街地の観光マップを入手しておきます。目的地の霞城公園と文翔館へは徒歩でも行ける距離ですが、無料のレンタサイクルを勧められたのでお借りすることに。帰りは駅ではなくバスターミナルから仙台へ向かう予定なので、バスターミナル近くにある返却ステーションの位置も確認しておきました。
というわけで最終目的地の五大堂に到着です。「険しい山にしがみつくようにして建っている」というのはこの五大堂も例外ではなく、崖へ向かって張り出している建物の真下をくぐって入口へ向かいます。
ICOCAを山寺駅の簡易カードリーダーにタッチして出場。仙台からの運賃は842円です。仙山線でSuicaが使えるのは仙台-愛子間なのですが、愛子以西でも作並・山寺・山形の3駅がスポット的に対応しています。仙台近郊区間内なので、途中下車をしなければ陸羽東線経由でも板谷峠回りでも同じ運賃(※新幹線は使えません。山形新幹線の在来線区間もNG)。時間のある方は是非どうぞ。
愛子駅を出発。車内はつい20分ほど前に学生を満載していたのがウソのようにガラガラとなっています。ほどなく沿線にずっと続いていた住宅地は途絶えがちになり、のどかな田園風景が主体となりますが、代わりに企業の工場や事業所が目立つようになってきました。愛子盆地から都心部へはバイパス道が整備されており、東北自動車道のインターチェンジもすぐという交通至便な地域。企業が目を付けるのも必然なのでしょう。仙台の副都心の候補地とされていた時期もあったそうですが、もし実現していれば鉄道の輸送力強化は必要不可欠であり、仙山線の複線化か、それとも地下鉄の新設か…と、妄想は膨らむばかりです。
▲愛子-陸前白沢間にて
2日目の朝。予定通り6時15分頃に起床します。ゆうべは40時間以上不眠不休の後ということで、ベッドへ入った瞬間にコトリと眠りに落ちるかと思いきや、何故か日付が変わる頃になるまで寝られず。我ながらホンマに難儀なカラダやな…。
富沢駅をあとに、最後の途中下車駅である長町駅へ移動します。今朝仙台空港アクセス線の電車でも通過しましたが、泉中央が仙台の北の副都心であるのに対し、こちらは南の副都心。 …なのですが、地下鉄の出入口を地上に出ると確かに目の前には高層マンションがそびえ立ってはいるものの、泉中央駅のような商業施設の集積はみられず、あまり副都心感はありません。その点については隣の長町南駅の方が賑わっているようですね。現在、貨物ヤードの跡地である広大なエリアの再開発が進捗中なので、これからの発展に期待、というところでしょうか。
地底に位置する台原駅ホームを離れ、次なる途中下車は次駅の北仙台駅。JR仙山線との接続駅になっており、私も明日仙山線の電車で通過する予定になっているのですが、乗り降りはしないので今日のうちに先駆けて駅周辺を観察しておくことにします。
2個前のエントリーで今月7日に仙台市営地下鉄の泉中央駅を訪れた時の話を書いたのですが、その際に関連でベガルタ仙台についての事をネットで色々と調べていた所、次節の試合が我が街(一応)大阪で開催されることを知り、これは天の配剤だなぁ、ということで実際に足を運んでみることにしました。ちなみに生でサッカーの試合を観戦するのは今回が初めてです。やや長文ですので、興味がないという方はこちらをクリックして先へどうぞ。
泉中央駅を出発。すぐにユアテックスタジアム仙台の横を通過し、車窓からも金色に染まったスタンドの様子を覗き見ることができました。
次の駅は八乙女(やおとめ)。風雅な名前の駅なので、早速こちらで途中下車してみることにします。
というわけで、もはや必定ともいえる展開でもって鉄分補給へ突入。下の写真は地下鉄勾当台公園駅の出入口です。屋根の上にはハイビジョンカメラが設置されていましたが、TV局のお天気カメラか何かでしょうか。
一番町商店街の後半戦。こちらは「一番町四丁目買物公園」といいます。中心部の商店街の中では唯一、全面がアーケードで覆われていない露天の通りとなっています。ちょっとだけですがヨーロッパの街のショッピングストリートのような香りも。
▲(2枚)一番町四丁目買物公園。旭川の買物公園よりはだいぶ幅が狭いですが、こちらも歩行者天国です
大橋から東へ進んだところにある大町交差点が、青葉通の西の起点。ここには地下鉄東西線の「大町西公園」駅が設けられます。前エントリーで触れたように広瀬川を渡る部分は橋梁になっているため、この駅付近は最新の地下鉄路線にもかかわらず極めて土被りが浅くなっているようです。
青葉城跡のお次は、仙台市博物館を訪問します。
▲仙台市博物館・外観
まだ仙台乗り歩き編の連載が始まったばかりなのですが、Peachの余勢を駆って、またLCCに乗ることになりました…。
とはいえ今度は日帰り(みたいなもの)ではありますが、搭乗は来月頭なので、それまでに出来るだけ仙台編の執筆を進めないと。これまで旅とBlog更新をサボりがちだったツケが襲来!といったところです(笑)。
青葉城跡から仙台散策のスタート。るーぷるで青葉山を登ってきたので、標高132mの天守台までは石段をあと少し登るだけです。
▲青葉城跡入口
▲仙台駅コンコース
さてさて、やってきました杜の都。仙台駅はかなり昔(まだ20世紀でした)に東北新幹線で通過したことはあったのですが、駅に降り立つのも街を歩くのも今回が初めてです。それにしても、まだ通勤ラッシュが終わって間もない朝のうちに大阪から来れてしまうとは、さすが飛行機の威力だなぁとホトホト感心。
それでは『仙台空港アクセス線』で仙台駅へ向かうことにします。到着ロビーからエスカレーターでワンフロア上がって出発ロビーへ。窓の外を覗けば高架駅がすぐそばに見えており、改札口までは屋内通路を歩いて僅か1分と、地方空港ならではの便利さです。
初めて足を踏み入れる国内線制限エリア内へ。こちらにもレストラン・売店・みやげ物店とショップが一通り揃っています。
日本初の本格的な格安航空会社・『Peach』の初就航から今年で3年。その後、堰を切ったように多数の会社が参入し、短い間にすっかり日本でも定着したLCCサービスではありますが、キッチリ予定を組んでいく私の旅のスタイルにはタイトな機材運用に起因する定時性の低さが足枷となって、なかなか実際に利用してみようという踏ん切りがつかずにいました。しかしながら、私が巡回している旅ブロガーさんの中にもLCCを最大限に活用して旅を楽しんでおられる方がいらっしゃり、率直に言うとたまらなく羨ましくなって(笑)、またLCC各社の中でも元祖であるPeachは定時性もなかなか優秀な部類に入るという評判を聞いているため、こうして遅れ馳せながらとうとうLCC“初体験”の運びとなりました。
行先についてはPeach以外の他社を含めて海外も検討していたのですが、関空発着路線の一覧を眺めていると韓国・台湾・香港・タイ・マレーシア・シンガポールは過去に訪問済み、オーストラリアは好景気を受けての物価高と円安のダブルパンチでとても手が出ない、フィリピンは治安の面で却下、中国もあまり興味なし…ということで全滅となり、結局国内の未訪問都市の中から仙台を選択しました。東北最大の都市ということで都市内および近郊の鉄道・バス路線が充実していて乗り歩きが楽しそうですし、「杜の都」と称される美しい都市景観も魅力。そして東日本大震災から4年が経過し、かつての被災地・神戸を郷里に持つ者として、復興へと弾みがつき始めた現地の様子を自分自身の目で見て確かめておきたい、という目的もあります。
――と、前置きは手短にしておいて、四国一周編以来5年半ぶりとなる国内中編旅行記、さっそく始めてみることにしましょう。
最近また更新が滞ってしまっていましたが、来週、実質初となるLCCを使っての旅に出掛けることになりましたので、生存報告も兼ねての新作予告ということで。
一応具体的な行き先は伏せておきますが、国内某未踏都市の2泊3日です。関空拠点のPeachは就航以来ずっと気になる存在だったので、今から搭乗が楽しみです(反面、あんまり遅延はしないで欲しいですが…)。もちろん、現地での鉄分補給もたっぷりと!
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