15/10/04 (6)Tokyo漫歩 その6(月島でもんじゃ焼き)
ホテルでしばしの午睡を取って体力を回復した母を連れ、本日最後のイベントとして月島へ本場のもんじゃ焼きを食べに行くことにします。本当は入谷・鶯谷のようなディープな下町にある隠れた名店の方が安くて美味しいらしいのですが、母も初めてのことですし、あえて観光地っぽい場所に行くのもアリかなと思いまして。
新宿から月島へは都営大江戸線一本でアクセス可能。青山・六本木・麻布・汐留・築地市場と、車窓は延々闇の中とはいえヨソモノにもメジャーな地名が次々と現れてそれなりに楽しい路線です。今や各種報道でみなウンザリしている国立競技場をそのまま冠した駅も(もう原っぱでやれよ……)。オリンピックといえば車内にあった某保険会社の広告では、J.F.ケネディの演説のアレを捩っただけの稚拙なコピーが市民とステークホルダーの温度差も弁えずにしたり顔。なんかもう、色々とご愁傷様と言うしか。
ちなみに前のエントリーでも書きましたが、地下も過密な東京を縫うように掘り進んで造られた大江戸線には急カーブが多数存在し、通過する度に話し声も聞こえないような車輪のきしみによる轟音が車内に響き渡ります。今からでも銀座線1000系と同じ操舵台車に履き替えられないものでしょうか。
新宿から25分、月島駅で下車して「月島もんじゃストリート」へ。商店街の入り口に月島もんじゃ振興会の案内所があるため、1枚から買える商品券(1,000円で1,100円分使える)を2枚購入しておくことに。同組合の加盟店でしか使えないようなのですが、ふと目をつけた店が実は加盟店ではなかったりと、もし自由に選びたいのならば敢えて買わないほうが良いかもしれません。
今回訪れたのはこちらのお店。もんじゃストリートへは私も8年前に一度来ているのですが、母に自由に選んでもらったところ、前回訪れた店のはす向かいあたりでした。
もんじゃのベースはどの店でも小麦粉・だし・サクラエビ・キャベツとシンプルなので、店ごとにトッピングで個性を競い合っています。この店のオススメは明太子チーズもんじゃだったので、それとアサリねぎもんじゃの2種類を注文(下の写真は明太子チーズ)。もんじゃの味というのは基本的にソースの味なので、トッピングに濃い味がついていた方が飽きずに食べ進められていいかも。そういった点で、明太子チーズの方がアタリでした。――まあ、個人的には一度体験すれば十分かな、と。私はやっぱりお好み焼き&広島焼き派です。こち亀でも描かれているように、元々は下町の子供が駄菓子屋の奥でおやつに焼いて食べるものだったんですよね。大人の肥えた舌を満足させるような料理ではないような気がします…。その分お値段の方はリーズナブルなので、今回は飲み物込みで二人で4,000円弱でした。
5時頃にホテルを出てきたので、また25分掛けて新宿へ戻っても時刻はまだ8時。風呂上りに昨日の晩餐の残り物のカクテルで乾杯し、新宿の夜は更けていくのでありました。
今日の歩数カウント:23,935歩
(2015.10.04)
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