16/02/21 (1)竹富島へ、そして未知との遭遇
3日目は6時半に起床。まともに寝付けないのは相変わらずではありますが、ベッドの寝心地は申し分ありませんでした。しかしエキストラベッドの寸詰まり具合には参った。平均身長以上の日本人男性ならばかかとがベッドから出てしまう(苦笑)。ホテル側で誰か指摘しなかったのかな?
朝食は和食・洋食のビュッフェ形式。すべての宿泊プランに自動的に含まれています。昨日のフレンチトーストのような凝った料理こそないものの、沖縄料理もきちんと用意されており必要にして十分なラインナップ。どれもおいしいのですが、特に「タコライスボール」とやらが超絶美味でした。早期割引で割安に泊まれたので、こちらもベタ褒めw。人気のホテルらしく、朝食会場は結構混雑していました。
さて、今日は午前と午後に分けて2つの離島をハシゴするプランとなっています。まず午前中に訪れるのは、八重山旅行ではマスト訪問な離島である竹富島。私も以前訪れたことがあるのですが、その日は台風並みの低気圧(最近は“爆弾低気圧”なんて呼ばれていますが)が八重山地方に接近しており、悪天候でまともな観光にならなかったというエピソードが。今日は朝から日が燦々と差しているので、13年越しのリベンジということになりそうです。
ホテルを出る前に、電話で竹富島の水牛車観光の予約を入れておきます。竹富観光センターと新田観光の2つの業者があるのですが、まぁどちらも大して違いはないだろうなと思いつつ、パイオニアだという新田観光の方を指名買い。8時30分発の高速船で向かうと伝えておきます。
この時間から観光客で大賑わいの離島ターミナルへ。安栄観光の窓口で乗船券を購入すると、大人片道600円でした。所要時間は約10分という短距離便で、終日30分~1時間間隔(石垣島ドリーム観光便を含めると更に多数)という、八重山諸島の離島航路では唯一となる「パターンダイヤ」が組まれている航路でもあります。
人気の観光地へ向かう船らしく、8時30分発の便は座席がほぼ全部埋まるほどの高乗船率です。
例によって石垣港内を徐行で抜けていくのですが、途中、昨日までは居なかった超大型客船が停泊しているのが見えました。見えました、というよりも、その巨大さゆえにイヤでも目に入ってくるというのが正しいのですが……。
船の名前は「コスタ・ビクトリア(COSTA VICTORIA)」。船籍がイタリアのジェノバとなっていたので、あらあら世界一周クルーズの最中かしら、優雅なことねぇー…、と早合点してしまったのですが、実際には日本近海など東アジア・東南アジア地域を回る比較的短距離のクルーズに使われているのだそうです。私も客船クルーズには興味はあるのですが、もし初めて体験するとしたのならば日本発着のコースかなぁ、と。ドレスコードが緩そうなので。外が見えない船内側の客室など部屋を選り好みしなければ、案外リーズナブルに参加できるみたいですよ。
船を後ろに見送って。その船体の巨大さには勿論驚かされるのですが、それ以上にサンゴ礁に囲まれた石垣島へこのような喫水の深そうな船が入ってこれるというのが意外でした。
港を抜けて加速したと思えば、あっという間に竹富島の桟橋に到着。ここからでも石垣港に停泊するコスタ・ビクトリアの姿がはっきり見えるほどの近さです。
港には新田観光の送迎車が待っていました。一人旅の中年女性と乗り合わせ、5分もかからず島の中心部にある新田観光のベースステーションに到着。
まずは水牛車に乗って、島の中心部をぐるりと周ってみることにします。
(2016.02.21)
« 16/02/20 (5)石垣タウンぶらぶら(後編) | トップページ | 16/02/21 (2)竹富島その1【水牛車】 »
« 16/02/20 (5)石垣タウンぶらぶら(後編) | トップページ | 16/02/21 (2)竹富島その1【水牛車】 »
コメント