16/02/21 (3)竹富島その2【島内サイクリング】
続いて中心部から少し離れた島内のスポットを自転車で回ることにしました。自転車のレンタルは水牛車を下車してすぐ、新田観光の受付カウンターで流れ作業のようにスムーズに借りられます。レンタル料は1時間300円。今回は島の西海岸を周るだけなので、1時間以内には戻って来れそうです。
サイクリングコースはある程度決まりきっているので、行く先々どこも観光客だらけ。今し方水牛車で乗り合わせた面々ともちょくちょく再会することになりました。今日の最高気温はぎりぎり20度に達するかどうかというところなので、ガイドさんの解説どおりに島民の皆さんは蟄居中の様子です。本当に観光客しか出歩いていないので、まるでテーマパークに来ているかのよう。
まずはベースステーションすぐ近くの『西桟橋』へ。今は使われていない桟橋で、2005年には後ほど訪れる黒島の伊古桟橋とともに国の登録有形文化財に登録されました。西海岸にあるため、夕方になれば夕日目当ての観光客がどっと集まってくるのでしょう。竹富島発の石垣島行き高速船の最終便は17時45分に出てしまうので、竹富島で夕日が見られるのは島への宿泊者だけの特権です(*注)。当初は竹富島内での一泊も検討していたのですが、“島時間”という名のロマンに身を任せる…と簡単に言ってはみるものの、「やっぱり退屈」というリアリズムに満ちた一言でもって却下となりました。
*注:八重山諸島は日本のほぼ最西端に位置するので、冬至でも日没時間が18時頃と遅いため。
次は海岸沿いの舗装道路を自転車で5分ほど南下し、『コンドイビーチ』へ。白砂とコーラルブルーの海、そして駐輪場にいる大量の“猫”で知られるビーチです。
このビーチは遊泳可能ですが、浜には珊瑚がゴロゴロ落ちているので、裸足で何も考えずに走ると痛いことになりそうです。
しばしビーチを散歩。南方向を眺めれば、ウォータージェットの白い飛沫を上げながら石垣島へ急ぐ高速船の姿です。
更に自転車で南下すること5分弱。早くも最後の下車ポイントになりますが、『カイジ浜』に到着です。
別名「星砂の浜」と呼ばれていますが、西表島の星砂の浜以上に観光客によって“乱獲”されているせいか、やはり西表島と比べると数は目に見えて少ないとの話。浜の入り口の売店で星砂の瓶詰めが売られているので、時間をお金で買う派の方はコチラで手っ取り早くどうぞ(笑)。但し、この浜で取れたものではないようですが。
この後は島の南側の集落を訪れるという手もあったのですが、連れの「もうええわ」の一言でもってこちらも消滅(笑)。いや、意思決定が迅速なので、コンダクターとしてはとても楽ではあるんですけれどね…。
海岸沿いとは別の道を使ってベースステーションへ帰ってくると、集落をふたたび一周してきたクロちゃんをちょうど出迎えるというタイミングでした。しかしホントにいい顔をしてますね。自転車のレンタル時間は50分だったので、3人合わせて900円で済みました。
竹富島観光の最後の仕上げに、集落中心部を徒歩で回ってみます。
(2016.02.21)
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