16/02/22 (4)石垣島ドライブ・その4【米原海岸／川平湾】

　ヤエヤマヤシ群落すぐ近くの米原海岸へ。今回は東側の入口から入りました。オフシーズンなので入口の門は閉じられていますが、歩行者は横からすり抜けて入れるようになっています。

▲米原キャンプ場・入り口

　キャンプ場内。２月下旬ということで無人ですが、あと１ヶ月もすればもう石垣島には海開きの季節がやって来ます。

　海岸へ。米原海岸はサンゴ拾いの名所として知られています。本来は法律でサンゴの持ち帰りは禁止されているらしいのですが、よくあることとはいえ有名無実化しているようで。例によって採集は連れのほうに任せ、私は海岸を気ままに散策です。

　海岸の西の方まで歩いてきましたが、我々の他には一組だけサンゴ拾いに来ているだけで、ほぼ無人の海岸だったのでした。

　20分ほどの間にそれなりに採集の成果も上がった模様。箸置きにぴったりな細長いサンゴも人数分見つけてくれていました。本土の雑貨屋なんかでは一個100円くらいで売っていそうですが、ここで拾えばタダですからね。採集にも俄然熱が入るというものです。

　さて、時刻の方は早くも正午前。ここからまた県道を少し西へ行ったところに眺望のいいカフェレストランがあるので、今日のランチはここで摂ることにしました。『るるぶ』や『まっぷる』に掲載されているほどのお店なのでお昼時にはそれなりに混むのですが、今回は入店が早かったのでお目当てのテラス席に座ることができました。

▲カフェ ヌーボー・外観

▲カフェ ヌーボー・テラス席

　このお店のウリである眺望です。先ほど訪れた米原海岸もすぐそこ（下２枚目の写真でズーム）。

　私がオーダーしたのはシーフードカレー（サラダつき）。所詮はカレーなので過大な期待はしていませんでしたが、その期待を下回らない程度には普通に美味しかったです。……回りくどい？（笑）

　心地よいシーブリーズに吹かれながらランチを楽しんだあとは、10分ほど車を走らせて「川平湾（かびらわん）」へ。石垣島最大の観光地だけあって、駐車場のある川平公園にはみやげ物店や食事処がずらり。ここまでの観光スポットでは殆ど誰とも出会わなかったので、気持ちの切り替えがなかなか追いつきませんでした。そして中国系の観光客もわんさか。南ぬ島石垣空港へは台北からの直行便が就航しているので、恐らく台湾人観光客なのでしょう。ほかにも那覇経由やクルーズ船での寄港地上陸で訪れる台湾人観光客も多く、石垣市の観光入域推計表（→こちらから）を閲覧しても、台湾からの入域が外国人全体の９割超と断トツでした。

　その川平公園。こんな林を抜けて……

　川平湾全体を見下ろせる展望台へ。ここまでずっと曇り空だったのですが川平湾に着いた途端、一瞬だけ日が差してきまして。よりによって石垣島観光のハイライトスポットでとは、何て空気の読める子なんや……。

　海岸にも降りてみます。川平湾ではグラスボートに乗ってサンゴを観察するというのが定番コースなのですが、私は以前の定期観光バスツアーで体験済みなのと、連れ２人が船酔いを心配して気乗りしないようなので（湾の中だからそんなに揺れないよ、と説得はしたのですが）、景色を眺めただけで川平湾観光はおしまいとなりました。

　駐車場へ帰ってくると、我々の車の両側に同年式・同カラーのマーチが停まって三つ子状態になっているという珍景が。３台目は意図して停めはったな（笑）。無料の駐車場もありますが収容台数が少ないので、手っ取り早く有料のゆったりとした駐車場に停める方がいいかと（私もそうしました）。料金は最初の１時間が200円、以降１時間ごとに100円です。

　次回は石垣島の最西端へ。

(2016.02.22)