16/02/23 (1)最後のドライブは石垣島横断
旅行最終日…というか、今日は帰るだけ、の朝。あまり早起きをする必要はないのですが、何となく6時に起床です。今日の今日まで一週間ほど平均して2時間程度という睡眠時間が続きましたが、日中に睡魔に襲われることもなく、コンディション万全の状態でスケジュールをこなすことが出来ました。「24時間戦えますか?」「Yes, I can!!(但し旅行の時だけネ…)」
朝食会場は『ビュッフェレストラン ラグーン』。こちらの建物もちょっと古びた感じです。奥には小さなステージがあり、講堂としても使えるようになっています。屋外にもイベントステージが用意されており、時々コンサートが開催されているとのこと。今年6月にここフサキで開催予定のフェスの出演者も、元ちとせ・サンボマスター・RIP SLYME・モンパチ…etc.と、凄い顔ぶれです。
料理のほうはこちら↓。まぁ、朝食に関してはどのホテルもまずハズレはないですからね。今回は牛乳に黒糖バターにホイップバターと、石垣島産の乳製品のおいしさにおったまげました。北海道のようにブランド化してもっと売り出せばいいのにと思うのですが、やはり遠隔地ということで輸送費がネックになっているのでしょうか。
朝食を終えて表へ出ると、とうとう本降りの雨に見舞われてしまっていました。我々はもう帰るだけなので天気はどうでもいいのですが、今日これから観光という人には気の毒です。
フサキリゾートヴィレッジから南ぬ島石垣空港までは順調に行けば30分程度なので、8時45分頃にホテルを出れば十分余裕を持って到着できるのですが、このまま部屋でダラダラしていても仕方がないので、1時間ほど早くホテルを出発です。我々の印象は今ひとつだったので今後再訪することはなさそうですが、小さい子供の受け入れ態勢が整っているため、ファミリー層には適したリゾートホテルかもしれませんね。
しばらく西海岸を北方向へ進み、名蔵アンパルの少し手前で県道79号線から分かれて県道211号線へ。島の内陸部を西から東へ横断していく形になります。海岸沿いの道も勿論いいのですが、内陸部を走る道の方も南国らしい植物が車窓を彩っており、なかなか風光明媚です。
そんなカントリーロードをトコトコ走っている最中、すぐ目の前をクイナという飛ぶのが苦手な鳥が道路をヨチヨチと横断し、対向車に轢かれそうに。あとタイヤ一個分ずれていれば…!という危機一髪のタイミングだったために、私も助手席に座っていた連れも脊髄反射的に「あぶなーーい!!」と叫んでしまいました。石垣島にはイリオモテヤマネコこそ生息していませんが、やはりこういった素早い動きが不得手な野生動物のロードキルは度々発生しているとのこと。ああ、可哀想に……。というわけで八重山諸島ではスピードの出しすぎは御法度ですよ。所構わずスピードを出す馬鹿は自損事故で道路から強制退場になる、という呪いを八重山諸島全体への永続効果マップ兵器としてかけておくことにしましょう。なにぶん若輩者ですので効果については保証しかねますが。
県道209号線との交差点からしばらくは、昨日の朝に玉取崎展望台へ向かう際に通ったルートと重なります。国道390号線との交差点は昨日の左に対して右へ曲がり、空港の敷地を西から南へと回り込んでいくと、間もなく空港入口。レンタカーを返却する前に一旦連れと荷物をターミナルビルで降ろし、私一人で返却手続きに向かいます。
日産レンタカーは空港に隣接した「石垣島レンタカーステーション」に入居しており、ステーション入り口に設置されたガソリンスタンドで満タン給油したのち、そのまま専用の道路を通って返却手続きへ向かうという、大変システマティックな仕組みになっています。ちなみに給油量は8.99リットル。走行距離は二日で150kmほどと考えられるので、ハイブリッドではないコンパクトカーとしてはまぁこんなものでしょう。そしてここのガソリン価格もレギュラーでリッター131円と恐ろしく高いです。観光客ならばともかく、日常的に割高な値段で買わざるを得ない島民にとっては頭痛の種でしょうねぇ……。
滞りなく返却手続きを済ませ、ステーション内でターミナルビルへの無料送迎バスを待ちます。ターミナルビルまでの距離は300mもありませんが、徒歩でのアクセスルートは整備されていません。送迎バスの運転間隔は10~15分と、頻発というほどの本数はないため、待ち時間が少しもったいないですね。
次回、南ぬ島石垣空港にて最終回です。
(2016.02.23)
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