16/02/23 (1)最後のドライブは石垣島横断
旅行最終日…というか、今日は帰るだけ、の朝。あまり早起きをする必要はないのですが、何となく6時に起床です。今日の今日まで一週間ほど平均して2時間程度という睡眠時間が続きましたが、日中に睡魔に襲われることもなく、コンディション万全の状態でスケジュールをこなすことが出来ました。「24時間戦えますか?」「Yes, I can!!(但し旅行の時だけネ…)」
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旅行最終日…というか、今日は帰るだけ、の朝。あまり早起きをする必要はないのですが、何となく6時に起床です。今日の今日まで一週間ほど平均して2時間程度という睡眠時間が続きましたが、日中に睡魔に襲われることもなく、コンディション万全の状態でスケジュールをこなすことが出来ました。「24時間戦えますか?」「Yes, I can!!(但し旅行の時だけネ…)」
午後5時20分、4泊目の宿泊先である『フサキリゾートヴィレッジ』に到着です。ベッセルホテル石垣島3連泊でも構わなかったのですが、せっかくレンタカーが使えるので郊外の別のホテルに泊まる方が気分が変わっていい、と思いまして。
▲フサキリゾートヴィレッジ・エントランス
ミルミル本舗本店を出発したのは午後3時40分。今回のドライブの仕上げに、石垣タウンの大型スーパーでみやげ物を探すことにします。
車は石垣島最大の湾である名蔵湾(なぐらわん)沿いを南へ走っています。このまま県道79号線を辿れば20分もしないうちに石垣港まで戻ってきてしまうのですが、連れの希望でこの近辺にある2軒のカフェをハシゴして回ることにしました。
お次は石垣島最西端の御神崎へ向かうのですが、その前に連れのリクエストで川平湾近くの焼き物工房を訪れるべく、県道を少しだけ戻ります。県道を外れて大嵩地区へ続く道へ入り、更にその道から逸れて車が一台やっと通れる程度のダート道へ。その先に目指す『南島焼』がありました。
ヤエヤマヤシ群落すぐ近くの米原海岸へ。今回は東側の入口から入りました。オフシーズンなので入口の門は閉じられていますが、歩行者は横からすり抜けて入れるようになっています。
▲米原キャンプ場・入り口
平久保半島の付け根まで戻り、ここから沖縄県道79号石垣港伊原間線へ入ります。石垣島の西海岸を結ぶ幹線道路で、東海岸を結ぶ国道390号線と合わせて島の周回道路を構成しています。
玉取崎展望台を出発。平久保半島へ入る手前にある交差点で730交差点から続く国道390号線(の石垣島内区間)は終わり、県道206号線に乗り換えて石垣島の北端を目指すことになります。
4日目の朝。5日目は午前中の飛行機に乗って大阪へ帰るだけなので、今日が実質的な旅行最終日となります。
黒島小中学校から黒島港まで、今回のサイクリングコースの最終区間へ。この沖縄県道213号黒島港線は「日本の道100選」に選定されています(*注)。ちなみに選定された当時はまだ未舗装道路。この頃ならば情趣があったのでしょうが、30年が経過した今となってはただの綺麗な二車線道路です。
*注:日本の道100選の選定道路としては日本最南端かつ最西端。また、同県道も日本最南端の都道府県道。
▲沖縄県道213号黒島港線
島の西海岸沿いの道路を北上し、仲本海岸方面へ向かいます。灯台を出発してほどなく、同じレンタサイクル店で自転車をレンタルした一人旅の男の子とすれ違いました。我々とは逆となる反時計回りのコースを辿っているようですが、この緩やかな空気の島に似つかわしくなく、立ち漕ぎでもって必死こいて走っています。どうやら15時30分発の高速船で黒島を発つ2時間コースを組んでいた模様で、石垣島からの船が少しだけ遅延したのと、レンタサイクルの選定でハズレを引いて選び直す(某ウルトラクイズの「バラマキクイズ」の図が思い浮かびました)というアクシデントのせいで、元々短い滞在時間が更に短縮された影響のようです。小さい島とはいえ、2時間コースはちょっときわどいですね…。せっかく遠路はるばるやって来たのですから、やはり3時間コースがオススメです。
伊古桟橋をあとに、島のほぼ中央を南北に貫く道路へと入ります。しばらく行くと、「東筋(あがりすじ)」集落の中へ。黒島で集落らしい集落は、この東筋と西海岸にある「仲本」集落の二つだけ。東筋集落の方には郵便局や診療所、そして黒島で一つだけの商店があります。小さな商店ではありますが、高速船で30分の石垣島まで渡れば大抵の物は手に入りますし、最低限の生活必需品の品揃えがあれば十分なのでしょうね。なお、私も前回の旅ではこの集落にある黒島郵便局のATMにお世話になりました。
桟橋前を出発。今回は島を時計回りに回るようなコースを辿ってみることにします。黒島の周囲は12キロメートル、東京23区で最小クラスの台東区・荒川区・中央区とほぼ同じ面積である人口200名余りという島に、その人口の10倍以上にあたる3,000頭以上の牛がのびのびと飼育されています。上空から眺めるとハートの形に見えることから、「ハートアイランド」の別名も。島の最高所は13メートルという起伏がほとんど無い島なので、こうしてサイクリングをするのには絶好の環境となっています。これがすぐそばの小浜島となると一転して自転車では相当キツいらしいので……。
さて、今日までの3日間でハンバーグステーキ・ローストビーフ・炙り寿司・ハンバーガー…という具合に石垣牛を味わってきたわけですが、これから向かう黒島はそんな牛たちの楽園?として知られる島です。
最後に島の集落の中心部を自分の足で散策。といっても水牛車のスピードは時速2キロそこそこといったところなので、違いといえば視点が低いのと好きな場所で立ち止まれることくらいなものです。
続いて中心部から少し離れた島内のスポットを自転車で回ることにしました。自転車のレンタルは水牛車を下車してすぐ、新田観光の受付カウンターで流れ作業のようにスムーズに借りられます。レンタル料は1時間300円。今回は島の西海岸を周るだけなので、1時間以内には戻って来れそうです。
▲新田観光のベースステーション
由布島の水牛車と同様に個人旅行客が一台の車にまとめられ、9時ちょうどにベースステーションを出発。なお、今回も私は最後尾に座ることになりました。景色がよく見えるので、先頭に次ぐベストポジションかな。乗車料金は大人1,200円です。
3日目は6時半に起床。まともに寝付けないのは相変わらずではありますが、ベッドの寝心地は申し分ありませんでした。しかしエキストラベッドの寸詰まり具合には参った。平均身長以上の日本人男性ならばかかとがベッドから出てしまう(苦笑)。ホテル側で誰か指摘しなかったのかな?
続いて、先のエントリーで触れた陶器店の店主氏に紹介していただいたカフェへ行ってみることにします。
前のページへ:16/02/20 (3)西表島のオンリーワン断簡
ここからは石垣市の中心市街地編。いきなりですが、石垣市に関係ないように見えて実は関係大アリだというこんなトピックを……。
以前、Jリーグの試合を初めて生で観戦した時のことを記事に書いたのですが(→こちら)、またその機会に恵まれましたのでそのお話の方を。ちなみに今回も5,000字とやや長いです……。
由布島から西表島へ戻ってきた時点で、時刻は午前10時40分。これから石垣島へ帰ることにしますが、10時30分発の高速船が出て行ったばかりなので、次の出発は2時間後の12時30分と間が開いています。このまま港へ直行しても暇を持て余してしまうので、途中で寄り道しつつ大原港へ戻ることにしました。
9時35分、由布島(ゆぶじま)の入り口に到着です。西表島へ初めて来てここをスルーする人はまず居ないというほどの、島を代表する観光地ですね。この朝早い時間でも駐車場には既に観光バスが数台停まっており、ツアー客が次々と水牛車へ乗り込んでいきます。
我々は個人旅行客なので、『旅人の駅 由布島』という建物の中で往復の水牛車と由布島への入園料がセットになった券を購入。大人1名1,400円と結構なお値段です。
▲旅人の駅 由布島
2日目は午前6時半に起床。昨日の睡眠時間はゼロ、その前の日も3時間だけということでさぞや気持ちよく爆睡できるかと思いきや、眠れたのは2~3時間程度でありました。ま、いつものことですので……。
それではトゥドゥマリの浜へ出てみることにしましょう。
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