16/09/06 (1)中島公園エクスプロレーション
2日目の朝。読者諸氏ならばご承知の通り、相変わらず3時間眠れればいいところ、という夜でした。昨日は奇跡的に晴れたのですが、今日は朝から天気予報どおりにぐずついた空となっていました。ま、そう良い事ばかりは続きません。

7階の部屋の窓から中島公園を見下ろすと、こんな感じです。


このホテルは4泊とも素泊まりで取ってあるのですが、妹と一緒に朝食を摂れる初日の1日目だけ朝食ビュッフェを試してみようと、別料金で付けてみました。


料金は前日まで受付の事前料金で1,200円でしたが、クオリティとしてはうーん、微妙なところ……でした。当日料金の1,800円だと完全にボッタクリですね。施設は綺麗だしスタッフは親切だしと、ホテルそのものの満足度は高かったですが…と、フォローも忘れずに。
さて、今日もマンションでの作業が少しだけ残っているのですが、私については昨日と同様に人手は足りているから、ということで放逐されることに。いつも一分一秒を惜しむように歩き回っている私の旅のスタイルをよく知っているからこその、母なりの気遣いなのでしょう。作業といっても業者との打ち合わせだけでそう長くは掛からないため、このあと携帯で互いの現在位置を教えあったうえで、都心のどこかで合流という形になりそうです。
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8時半、ホテルを出発。ひとまず最初の目的地は大通公園の西端にある札幌市資料館と定めたため、ホテルの窓から見える中島公園の園内を探検しつつ、市電の停留所へ向かうことにします。
ホテルのすぐ南側、「札幌市中島体育センター」へ続く道から園内へ入ります。曇り空の下でさえ、北国の瑞々しい緑はまばゆいばかり。




この入口のすぐ南側には「伊夜日子神社(いやひこじんじゃ)」という、彌彦神社(新潟県)および太宰府天満宮(福岡県)から分社されたという神社があります。

園内を南北に走る園路へ。平日の朝ということで朝のランニングコースとしてのほか、地下鉄の駅へ歩いたり自転車で直接都心へ向かったりというような通勤ルートとしても利用されていました。

カルガモ(…かと思ったのですが、調べてみると中島公園に生息するカモのほとんどはマガモなのだとか)が平和に遊ぶ、澄みやかな小川。


こちらはレナード・バーンスタインという、世界的な指揮者・作曲家の像。後進の育成にも尽力し、彼の遺志を受け継ぐ音楽祭が毎夏ここ札幌で開催されていることを記念して、この像が建立されたとのことです。

その音楽祭の会場のひとつとしても使われている、『札幌コンサートホール Kitara』。広い公園だけに、このように様々な文化施設を内包しています。


Kitaraからまた少し歩くと、札幌市天文台があります。昼間は太陽の観測・夜間は星空観望と、年間のほとんどの日において内部が公開されているようです。きょう火曜日も午前の部だけ公開しているのですが、開館までまだ1時間あるので今回のところはこのままスルーすることに。

公園北側にある池の西端部分のほとりを通り……

退園前、最後のポイントとなる『豊平館(ほうへいかん)』へ。明治時代に要人のための高級ホテルとして大通沿いにつくられた建物を、戦後ここ中島公園内に移築したものです。やけに塗装が新しいのでおや?と思ったのですが、実は2012年から4年にわたった修復工事を終え、つい3ヶ月前の6月より再公開が始まったばかりなのだとか。内部見学の模様は、旅行最終日の記事にてご紹介します。




公園西側の出入口より退出。このあとはプチ乗り鉄です。
(2016.09.06)
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