16/09/08 (6)カムイの湯 ラビスタ阿寒川 その2
【追記】
こちらは2016年9月に訪問した当時の記事となります。その後、2017年6月に再訪していますので、そちらの記事を併せてご覧いただければ幸いです。
→カムイの湯 ラビスタ阿寒川 その4・その5(※新しいタブで開きます)
B1Fに下り、「レストラン ワッカピリカ」へ。2人掛けの席もありますが、例によって閑散期ということで4人掛けのボックス席へ通されました。前後の席との間には仕切りがあるので、周囲にあまり気兼ねせずに寛ぐことができます。

▲レストラン ワッカピリカ(※翌朝撮影)
メニューは先述のとおり、テーブルサービスの会席料理。献立表が配布されているので、料理の写真に説明を付けておきます。
【前菜】
北海縞海老艶煮 蝦夷梅貝旨煮
秋刀魚小袖寿司 穴子煮凝り
公魚南蛮漬け
チーズ玉子カステラ
一寸豆翡翠煮

【先椀】
インカの擂り流し
黒タピオカ
*申し訳ありません、写真を撮っていませんでした。
【オプション追加(別料金)】
毛ガニ 一杯 ※母がほとんど全部いただきました。

【造里】
平目薄造り
皮湯霜 金魚草 酢橘
生海胆 牡丹海老 姫鱒

【冷し皿】
十勝牛ローストビーフ
マッシュポテト ズッキーニ
赤ワインソース

【油物】
玉蜀黍と枝豆の掻き揚げ
青唐と鱈場蟹の天婦羅
オホーツクの昆布塩 レモン

【台の物】
コタン鍋 ブイヤベース仕立て
めぬけ きんき 帆立貝 ムール貝
津和井蟹 水蛸 烏賊団子 鹿肉団子
白菜 軟白葱 きのこ色々 青味
粟麩 芋餅 うどん 水蛸
お好みでチーズソースを添えて

【止肴】
冷やしフォアグラ茶碗蒸し(※トマト豆乳豆腐との選択)
北寄飯・味噌汁・香の物(※蛸カレーとの選択)

【水菓子】
もろこしムース ミント
【甘味】
ハスカップケーキ エスプーマ

このほか、食前に瓶ビールと烏龍茶のサービスもありました。
母は「食材の質はまあまあだね」とか「ローストビーフが固かった」といった辛口の感想を述べていましたが、私は母ほど舌が肥えているわけではないので充分満足でした。なかでも鍋物が本当にブイヤベース風で美味しく、スープばかり何度も飲んでしまうほど。チーズソースをつけるとまた気分を変えて楽しめるのも良かったですね。繁忙期ならば普通に1泊2食付き2万円台からとなるホテルなので、ネットのレビューを見ているとなかなか厳しい意見も散見されるのですが、こういった時季に訪れるのならばスタッフも余裕をもって接客に対応できるのと、当然お財布にも優しいのとで、満足度は高いのではないでしょうか。
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1時間半ほどかけてディナーを愉しみ、いったん部屋に帰って一休みしたあとは、レストランと同じくB1Fにある大浴場へ。下の写真のような手提げ籠にタオルを入れて向かいます。この籠には番号が書かれたクリップが付属しており、浴場入口でスリッパを脱ぐ時に付けておけば他の人に自分のスリッパを持って行かれる心配がありません。水虫がうつるからといってスリッパを共用するのを嫌がる人も多いですからね。今迄ありそうでなかった配慮に感心です。

ちなみにB1Fの通路の途中にもアイヌの木彫りの作品が展示されていました。

“河の神様が与えてくれた温泉”という、某天然水を髣髴とさせる惹句を謳う「大浴場 河神の湯」へ。もちろんこちらも源泉掛け流しです。私は潔癖気味のところがあるために温泉には殆ど興味はないのですが、露天風呂があるとなれば話はまた別。昼間も寒かったですが夜になるとまた一段と冷え込んでくるため、ぴりっとした空気の中で浸かる温泉は格別です。
ホテルの予約にあたって「トラベルコちゃん」で複数のホテル予約サイトを横断検索したのですが、概ねどの業者も横並びの中、プラス250円で館内のナイトバーにて使えるワンドリンクサービスチケットが付いてくるプランを見つけたので、こちらをチョイス。風呂上りにカクテルを一杯――としゃれこんだのでした。


▲(2枚)ナイトバー「カント」にて
午後9時過ぎの外の様子。また台風から変化した低気圧が接近しているため、ホテルに到着してしばらく経った頃から結構大降りの雨が降り続いています。予報によると恐らく明日は一日中大雨になりそうなので、明日のドライブプランはかなりの変更を余儀なくされそうです。

そうこうしているうちに、いつしか時刻は午後10時半に。大浴場入口横の「集い処 ウタル」というミニラウンジで“夜鳴きそば”が振舞われる(無料サービス)とのことなので、私一人で行ってみることにしました。夕食の1部が午後5時半からと早いため、そろそろ小腹が空いてきた人向けのサービスというわけです。カメラを持ってこなかったので写真はありませんが、お味のほうはまあまあ…でありました。コーンとバターのトッピングが用意されていたので、私もコテコテの北海道ラーメンにアレンジ。ちなみに我々とは逆に夕食の2部の開始を待つ人向けに夕方に用意される、「おしのぎ」というサービスもあります。
ラーメンのあとは…… またお風呂です。普段の行動パターンからは到底考えられない行動に出ていますが、あんまり露天風呂が気持ち良かったもので。
で、先程と同じく大浴場へと足を向けたのですが、当ホテルの売りのひとつである「貸切風呂」が3つともすべて空いているのを確認し、予定を変更してこちらの方へ。そもそも全客室に温泉が引かれているので、その浴室が多少広くなっただけのもの…と言ってしまえばそれまでなのですが。なお、貸切風呂内にはシャンプー・リンスやボディーソープは置かれていません。脱衣所には「河の神様に水を汚さないと約束したから」という趣旨のポエトリーが書かれていましたが、ここだけ排水系統が独立しているわけではないでしょうし、要するにあんまり時間を掛けずにさっさと上がって次のグループに譲りなされ、と言いたいのをオブラートに包んだ表現ということのようです。やれやれ、俺もたいがい擦れっ枯らしだな(苦笑)。
3回目の風呂上りののち、大浴場帰りの際には切れていたサービスのアイスクリームが補充されていたので、母の分も含めて2本お持ち帰り。ちなみに銘柄はロッテの「北海道バニラバー」でした。
というわけでホテルの中でもそれなりに忙しく、午後11時台まで延びた活動もこれにて終了。明日は網走へ向かいます。
今日の歩数カウント:6,847歩
(2016.09.08)
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