16/09/11 (6)ラストはTHE観光地~富良野・ファーム富田~
富良野盆地へ。南端の山部地区を走っていると、沿道には富良野メロンの直売所がずらりと並んでいます。我々は昨日鶴居村のAコープで買ったものを賞味しましたが、確かに肉厚・ジューシーで美味しかったです。そういえば富良野盆地へ入るだいぶ手前に『北の国から』で有名になった麓郷地区への分岐点があり、一口に富良野といっても結構広いものだな、と認識を新たにしたのでした。
富良野の中心市街地を通り抜け、『ファーム富田』へ向けて道道と市道を北上します。この道、ここまでのハイペースっぷりからすると欠伸が出てくるほどにゆっくりとした車の流れだったのですが、その途中に丁字路の直進側にもかかわらず一時停止が課せられている交差点があり、田舎警察のパトカーが観光客をとっ捕まえるべくトラップを張っているところを目撃。これ、地元でも非常に評判が悪い取締りのようですね。尤も、「完全に停止していない」などといった理由で捕まったならば憤懣やるかたないのですが、今回はまったくスピードを落とす気配もなく颯爽と駆け抜けるアホ車が網に引っかかっていたので、(ハハッ、ざまあみろ)と逆に晴れやかな気分に。
午後3時20分、ファーム富田に到着。Google Mapsの経路検索によると新得駅からの標準所要時間は約1時間40分とのことなので、狩勝峠下車と仮眠を挟んでもぴったり2時間で着いたのは早い方だったようです。

ここは泣く子も黙る一大観光地。旅先で一番遭遇したくない修学旅行の高校生集団の姿もバッチリありました(中国人や韓国人なんかよりもコイツらの方がよっぽど五月蝿いよね)。私は密かに「田園地帯のディズニーランド」と呼んでいるのですが(笑)、自分一人ならば決してリピートするような場所ではないものの、他ならぬ母の頼みなのだから仕方がない。ただ、今回は狩勝峠を越えて一筆書きルートを構築するには必ず通過するポイントだったため、互いの利益が一致して「WIN-WIN」の結果にはなりましたが。
せっかく道東までわざわざ足を延ばして彼の地の大自然を満喫したのに、なんでこんな札幌近郊(と呼んでもいいでしょう)の観光地がトリなんだ…?と思わないでもないですが、来てしまったものはしょうがないので、観光客らしく観光写真を数十枚撮っておきます。有名すぎていちいち解説する気にもなれないので、今回は写真を並べるだけの手抜き記事ということでご容赦ください。日高山脈を越えると天気も気温もがらっと変わるのか、曇り空の下で今ひとつ映えない写真になってしまいました。







ラベンダーの季節はとっくに終わってしまいましたが、流石に総本山(?)ということで9月でも遅咲きのラベンダーを見られる畑が用意されていました。【追記訂正】これはサルビアのようですね…すみません。 このファーム富田、母は数年前に妹と一緒にバス旅行で訪れたそうなのですが、私はというともう20年近く前。ラベンダーソフトクリームを食べたり枕に入れるラベンダーのポプリを買ったりと、当時はそれなりに楽しんだものです。





計画ではファーム富田に加えてもう一ヶ所花畑を訪れるつもりだったのですが、時刻はそろそろ午後4時になろうという頃。ここから札幌まではまた2時間以上掛かるので、今からだと到着予定時刻は午後6時過ぎでしょうか。タイムリミットはレンタカー店の閉店時刻である午後8時なのでミッションの遂行自体は可能だったものの、母がもうこれで満足と申しているのでこれにて札幌への帰途に就くことにしたのでした。
今回のドライブ、真の最後の訪問地となったのは、ファーム富田のすぐ南側にある『中富良野町営ラベンダー園』。ここは冬にはスキー場となる所で、リフトに乗って丘の上からラベンダー畑を見下ろすという体験が出来るそうです。



それでは一路札幌へ。4日間に渡ったロングドライブもとうとうフィナーレです。
(2016.09.11)
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