京都鉄道博物館 その5【1F/鉄道のあゆみII編】
「鉄道のあゆみ」ゾーンの続きです。
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「鉄道のあゆみ」ゾーンの続きです。
1F最奥の「車両工場」エリアへやって来ました。下の写真の通り、そのまんま検車場の風景。通常我々は工場見学などのイベント時にしか目にすることのできない場所が、ここでは通年に渡って展示の一環として公開されています。
三羽ガラスの奥には貨車2形式が展示されています。
それでは本館内へ入ります。実はとある理由があって入館直後すぐに2Fへ上がったのですが、ここでは1Fの手前側から順を追ってご紹介していくことにします。
まずは「プロムナード」ゾーンに展示されている、0系以外の車両のご紹介です。
今年の4月29日に開館した『京都鉄道博物館(Kyoto Railway Museum)』。京阪神地区なので思い立ったらすぐに行ける場所ではあるものの開館からしばらくは混雑が理由で避けていたのですが、夏休みも終わってそろそろ客足も落ちついてきた頃では…?と考え、北海道旅行から帰ってすぐの9月中旬に初訪問を果たして来ました。今回から数回にわたって、簡単にではありますがそのレポートをお伝えしたいと思います。
15時30分、新千歳空港到着。Peach・MM106便のチェックイン開始時刻である15時50分までもう少しなので、ターミナルビルのショッピングエリアでお土産を探す母といったん別れ、チェックイン機の前で並んでおきます。この日は早めに空港に到着することが分かっていたので、あえて事前座席予約はせずにどういう席割りになるのかを試してみたのですが、果たして――?
タクシー代節約のために無料シャトルバスでロープウェイ入口前バス停に下り、電車通りでタクシーをつかまえて『サッポロファクトリー』へ向かいます。またしても運転の荒いドライバー氏に当たってしまい、前車との距離5メートルで走るようなシーンも。気違いとまでは申しませんが、こんな輩の前では防衛運転も無力ですな……。
豊平館見学の次は、藻岩山(もいわやま)の山頂を目指します。路面電車に乗って悠長に移動するほどの時間的余裕はないため、電車通りに出たところでタクシーをつかまえることに。ロープウェイの山麓駅は市電だと「ロープウェイ入口」電停が最寄りとなりますが、ここからだと歩いて10分ほど掛かるうえに山麓駅手前にはダラダラと続く坂道が待ち受けており、ロープウェイ入口電停そばの停留所から無料シャトルバスに乗り継ぐのが推奨ルートとなっています。
10時半、ホテルを出発。飛行機が17時20分発なので空港までの所要時間とチェックインのリミットから逆算すれば、意外と滞在時間に余裕はありません。しかも今回は母の要望でランチ前に2ヶ所訪れておきたいスポットがあるため、相当カツカツのスケジュールになるのは間違いないようです。ただ、荷物のほうは宅急便で大阪へ送ってしまったため、終始身軽な状態で効率的なルートを取れるのは有利なところ。
HTB&平岸高台公園訪問後は、地下鉄南北線の線路に沿って南平岸駅北隣の平岸駅方面へ。私にとってはHTBよりもこちらの方が寧ろ本題、ということになるのかもしれませんが――。
最終日の8日目。他の何よりも二人そろってこの日まで体調を崩すことなく、コンディション万全の状態で旅を楽しめたという幸運に感謝です。下の写真はツインルームからの眺望。デラックスファミリールームよりは下の階ではありますが、中島公園が見える側となっています。振り返ってみればハリウッドツインだけが飛び抜けてハズレでしたね。
帰り道でもあの一時停止トラップをかいくぐりつつ、富良野から石狩平野へ。鉄道と国道は芦別・赤平・滝川経由なのですが、道道135号線(富芦<とみあし>道路)→国道452号線→道道116号線と辿って三笠市街へ抜けるのが現在の札幌方面への最速ルートとなっています。
富良野盆地へ。南端の山部地区を走っていると、沿道には富良野メロンの直売所がずらりと並んでいます。我々は昨日鶴居村のAコープで買ったものを賞味しましたが、確かに肉厚・ジューシーで美味しかったです。そういえば富良野盆地へ入るだいぶ手前に『北の国から』で有名になった麓郷地区への分岐点があり、一口に富良野といっても結構広いものだな、と認識を新たにしたのでした。
午後1時半、新得の町を出発。国道38号線に再合流し、新内(にいない)地区ヘ向けて直線道路を北上していきます。往年のレールファンにとっては、嘗て「日本三大車窓」の一つに数えられた狩勝峠へのアプローチ区間としても知られるところ。残りの二つについては現存しているのですが、ここは1966(昭和41)年9月に現行の新線に切り替えられて廃線となった区間です。実は今月の30日で廃線から50周年という節目の年なんですねぇ。
午前11時25分、池田ワイン城を出発します。道の駅2ヶ所とワイン城で思ったよりも時間を消費してしまい、富良野での滞在時間を考慮すると釧路出発時の目測から逆転して時間がやや押し気味に。というわけで池田から十勝清水までは道東自動車道に乗って遅れ分を取り戻すことにします。まぁ、実際には国道経由でもさほど所要時間は変わらないようでしたが。
午前10時35分、池田ワイン城に到着。ワイン城というのは通称で、正式には『池田町ブドウ・ブドウ酒研究所』と呼びます。昨日の摩周湖と同様にちょうど釧路から富良野への通り道にあるということもありますが、十勝地方で一二を争う著名スポットですし、以前からこんな機会があれば一度くらいは訪れてみたいと考えていました。
国道391号線を釧路中心部方面へ戻り、スプロール化のお手本のような市街地を突っ切って海岸沿いの港湾地帯へ抜けます。冬に除雪した雪を積み上げるためのスペースを確保するためか、車線数に対して非常に広い道幅を確保した道路が印象的でした。
7日目の朝も5時起床。日本の東の端の釧路では、そろそろ秋分の日が近いとはいえもうこの時刻には夜が明けてしまっています。だから毎日早起き、というわけではないのですが…。
午後5時前、釧路での宿泊先である「ホテル クラウンヒルズ釧路」に到着。昨年4月までは東急インとして営業していたホテルだそうです。そういえば私は東急インにも東横インにも一度も泊まったことがないんですよね…。
弟子屈から釧路市中心部へ。ここからは国道391号線で釧網本線に沿って標茶町中心部を経由するルートと、少し西側を走る道道53号釧路鶴居弟子屈線で鶴居村を経由するルートの二手に分かれます。距離はほぼ同じなのでどちらでもよかったのですが、カーナビが指示したのは後者のルートだったため、特に異議を唱えることなくそのまま進むことにしました。
摩周第三展望台へ向け、カルデラの外輪山を登っていきます。どうせ斜里から釧路への通り道にあるので、ついでのつもりで運よく湖面が見られたらラッキー、くらいの気持ちでやって来たのですが、果たして…?
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