仙台・南三陸・気仙沼編 Epilogue
東西線仙台駅から地下自由通路を通って東口側へ。わざわざこんな遠回りをせずとも宮城野通駅で降りればすぐだったのですが、この時点ではすっかり頭から抜け落ちていました。次回からは気を付けましょう……次回がいつのことになるかはまだ分かりませんが。
昼食会場は、昨年の旅で夕食に訪れた『SK7』。今回はお得なランチメニューを賞味するためにやって来ました。母チームの2人とは店内で合流する手筈なのですが、特に時間の指定はしなかったのでちょっと待つことになるかと思いきや、まるで申し合わせたかのように1分もしないうちにご到着。というか、私がヨドバシカメラ前をスタスタ歩いているところを反対側の歩道から見ていたそうです。先月の北海道旅行でもそうでしたし日常生活の中でもこんなことはしょっちゅうなので、私も驚くはずもなく平然としたもの(笑)。
ランチメニューではサラダ・スープ・ソフトドリンク・デザートは取り放題。今回は旅の〆にということで別料金でノンアルコールカクテルを注文しました。
こちらがメインの「ウニバーグ」。ぶっちゃけてしまうと、南三陸や気仙沼で賞味した海鮮類よりもこちらの方がずっと美味しかったです。パンにソースをつけて食べると二度楽しめるのも◎。これで税込1,480円というのですから、評判を呼ぶのも当然といったところでしょうか。ちなみに母チームも秋保温泉と松島温泉、どちらの夕食もビミョーだったとか。結構いい所に泊まったのですけれどねぇ。
そしてデザート。写真には写っていませんがオーガニックコーヒーがまたとんでもない旨さでした。仙台は城下町だけに、やはり食のレベルは高いのでしょうかね。
東北新幹線で首都圏へ帰っていく小母さまとは仙台駅でお別れ。我々は13時35分発の仙台空港アクセス線で仙台空港へ向かいます。空港に着いてちょこちょこっとお土産を買ったりしているうちに新幹線はもう大宮に着いてしまっているので、何だか凄く非効率なことをしているような気がするのが物悲しかったりも。
大阪関西行きMM136便は15時20分発。日によっては16時40分発のMM138便もありますが、今日は閑散期のために計画運休となっています。最終便の20時10分発は遅延の程度によっては終電に間に合わない可能性もあるので、母連れの今回は最初から検討の埒外でした。
昼過ぎの便なので多少の遅れならばどんと来いなのですが、さて今回。アナウンスによると折り返し便の到着遅れのために40分ほど遅れる見込みとのことです(次発便の邪魔になるためか、ついでにゲートも変更)。これは…… 小母さまが自宅に着いても我々はまだ仙台にいるという最高にマヌケなパターンになるのでは……?(※時刻表を繰ってみると実際にそうでした)
定時の出発時刻を過ぎた頃にやっと来た。桃色のA320。
それから降機→折り返し準備→搭乗に数十分かかり、結局スポットを離れたのは定時よりも約1時間遅れ。もう日が沈みかけております。
そして離陸。今回もまた、短い滞在ながらも実りの多い旅でありました。
雲海の切れ間からポコッと顔を出している富士山。その右上に写っているのはゴミではなく、別の飛行機です。
浜名湖です。
渥美半島。
伊勢志摩のリアス式海岸。
紀伊山地は霧がかかって水墨画のような趣です。
西へ飛ぶので太陽に追い縋る形になるとはいえ、関空に着陸した17時40分頃にはさすがに釣瓶落としの後の闇。かなり大幅に遅れはしたものの、こうしてギリギリまで遊覧飛行を楽しむことが出来ました。
関空での夕食後はリムジンバスと阪急を乗り継いで帰り、今回の旅も無事終了です。今回はいつもと違って旅先で何の事件・事故も起こらず至って平穏だったのですが、実は単に翌月の旅へ繰り越されているだけだったという冷徹なる事実を突きつけられることになろうとは、この時は知る由もなく――
今日の歩数カウント:18,199歩
<完>
(2016.10.27)
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コメント
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先日、と言っても秋ですが、仙台へジャズフェスを見に行ったので楽しく拝見させてもらいました。仙台は以前住んでいたのですが、とても住みやすいところでした。前述のジャズフェスは、官製ではなく企業主導でもなく市民主導のイベントとのことで、そういった気風があるのも住んでいて心地良かったです。機会がありましたらまたそういう時期に訪れてみてください。
投稿: | 2017.01.17 23:26
コメントいただきありがとうございます。実は一昨年の6月、『とっておきの音楽祭』が開催されている日に仙台の街に居合わせたのですが(→こちらのリンク)、仰るとおりの市民主導のイベントで街全体が華やいでおり、いたく感心したのを覚えています。私の周りにも仙台在住経験のある人が何人かいるのですが、もう全員が全員、口を揃えて住み心地が良かったと言っていますね。仙台は観光地を巡るのではなくその文化的な香りに触れるためだけに何度も訪れたくなるような魅力に満ちた街だという印象です。
投稿: chikocrape | 2017.01.17 23:55