17/01/24 (2)伊勢神宮内宮 その1
五十鈴川駅からタクシーで10分弱。かつてのお伊勢参りの旅の終着地、瑞穂の国のサンティアゴ・デ・コンポステーラこと伊勢神宮内宮(ないくう)に到着です。
参拝の前に、まずは宇治橋から歩いてすぐの土産物店・「岩戸屋」へ。今回は日本旅行のホテル+近鉄のフリープランを使って来ているので(といっても個別に手配した場合と比較して値段の差は殆ど無かったのですが。前エントリーのホテル宿泊料金は個別手配の場合の相当額)、プラン特典のひとつとしてここで荷物を無料で預かってもらえるのです。説明書きには1個とありましたが、実際には全員分が無料となりました。ここの創業者は近江商人なので商店街の一番手前という一等地を確保している、とはタクシーの運転手さんの弁。
それでは五十鈴川に架かる宇治橋を渡って神域へ。こちらも式年遷宮の一環として20年ごとに架け替えられます(戦後の混乱期にサイクルがずれた影響で、この橋だけは遷宮の4年前)。橋の両岸に立っている鳥居は先代の内宮・外宮正殿の棟持柱が再利用されたもの。それなりに大きな川なので、外宮の火除橋と比べると断トツに長い橋となっています。



今日は昨日とは打って変わってのいい天気。境内の広さの方も外宮と比べたならばこれまた断トツなので、入口から正宮までは結構な距離を往復することになります。また、昨年の伊勢志摩サミットでG7の首脳の面々が「連行」されたのもここ内宮でした(政教分離の原則って知ってる?)。時間の関係で外宮へは行かなかったようですが。

お清めはもちろん手水舎でも出来るのですが、五十鈴川の川べりの「御手洗場(みたらし)」で行うのが古くからの習わしとなっているのでこちらの方へ。

このすぐ上流はもう山の中ということで、昔と変わらぬ清流となっています。



五十鈴川の守り神だという「瀧祭神(たきまつりのかみ)」。

正宮の前にまずは別宮の風日祈宮(かざひのみのみや)へ寄っていくため、瀧祭神から“大通り”を外れてショートカットルートへ。さすがに内宮は外宮とは比較にならないほど人出が多いのですが、こちらの間道は通行人も少なく静かなものです。

小さな川を渡って……

その風日祈宮へ。祭神は外宮の風宮と同じく、級長津彦命と級長戸辺命です。

隣にはちゃんと次回の式年遷宮に備えてのスペースが。

また大通りへ戻り、いよいよ内宮の正宮へ。祭神はご存知天照大御神(あまてらすおおみかみ)です。私がここを訪れるのは、小学生の頃に祖父に連れてきてもらった時に次いで二度目。何歳の時だったのかどうかは覚えていないのですが、たぶん前々回の式年遷宮の直前だったので2代前の正殿、つまりは現在の位置に建っていた前の代の建物を目にしていたはずです。
写真撮影が可能なのは手前の石段まで。下の写真は人が減った瞬間を狙って撮ったものなのですが、この日は平日にも拘わらずなかなかの混雑ぶりでありました。我々もそうなのですが、「三が日は無理でも1月中ならば初詣と見做すメソッド」に則って来ている参拝者が多いのでしょう。

そして、その風習とは関係のない外国人観光客の姿も。恐らく京都や奈良とセットにして訪れている人も少なくないでしょうし、近鉄の京伊特急が大減便されてしまったのはやっぱり不便だなぁ、と。先ほど鳥羽駅にて大和八木での乗り換えの件で戸惑っている外国人を見ていたもので…。
天照大御神の荒御魂を祀る『荒祭宮(あらまつりのみや)』へも。正宮からの帰路はこちら方面の道を通る人が多いため、別宮にしては人影も多かったです。荒祭宮と風日祈宮以外の内宮別宮は周辺エリアにばらけて存在しているため、お参りについてはここが最後となります。

午前11時、再び宇治橋を渡って俗界へと戻ってきました。次回は今も昔もこれこそがお伊勢参りの“本番”だという、門前町でのお楽しみ編。
(2017.01.24)
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