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2017.06.03

17/05/22 (2)「海の京都」へ(後編)

 高架駅となった福知山駅にて。下の写真はコンコース(1枚目)、JR改札口(2枚目)、VIERRA福知山というミニ商店街(3枚目)です。



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 まずは宮津から乗車する「あかまつ」号の乗車整理券を入手すべく、京都丹後鉄道の窓口へ。JRと丹鉄のホームはラッチ内で繋がっていますが、それぞれ別に改札口ときっぷ売り場を構えています。


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 以前は北近畿タンゴ鉄道でしたが、公有民営方式による上下分離が実施された2015年春からはWILLERグループのWILLER TRAINSが運行部門を担当することに。北近畿タンゴ鉄道はインフラ部門の事業者として存続しているものの、旅客案内の上ではこの社名を目にすることはなくなりました。

 乗車整理券はインターネットでも購入できるのですが、一回しか乗らなくても会員登録が必須だったりスマホ・タブレットの画面の呈示だけでは不可で紙の券が必要だったりと、ITオンチのJRグループならばともかくeコマースで地歩を築いてきたWILLERにしてはお粗末な対応と言わざるを得ません。何日か前に残席を調べたところ余裕で当日でも買えるようだったので、前もっての予約はせずに現地へやって来たのでした。

 この乗車整理券、てっきりプリントアウトされて出てくるのかと思っていたら、専用の台紙に手作業で情報を記入するというスタイル。まさしくきっぷを「作る」、という表現が相応しいです。記名式のチケットではありませんが、なんでか購入時に苗字を尋ねられました。


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 無事に乗車整理券を入手し、更にもう一仕事。北口にある京都交通の案内所にて帰りの高速バスのチケットを発行しておきます。乗車する大阪-舞鶴線はインターネットでのチケット購入が出来ないらしく、電話で座席を予約。回数券でなければ席番までは指定できないという話だったため、こうして早目に発券して良席を確保しておこうという手筈です。…きょうの旅、全然ネットを活かせてないね…(苦笑)。今回は途中の停留所で下車するのでなるべく前の方を、と所望したところ、3列シートの一人掛け席、前から3番目という比較的良いポジションが空いていました。券面については後ほど乗車編にて。

 これらの手続きを終えたところで、「あおまつ」号の発車時刻までにはまだ1時間ほどあります。このまま駅に滞在していても仕方がないので、観光案内所でいただいた街歩きマップを手に、駅周辺をぶらり歩いてみることに。とはいえ時間が時間なので、福知山城まで往復する位しか出来なさそうですが。

 駅前広場越しに高架駅を眺めて。以前の地上駅時代とはまったく別の場所のように風景が変わってしまいました。前回訪問時にランチを摂ったミスタードーナツは、駅構内に移設されています。


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 駅前の通りを1キロほど東へ進みます。一度歩いたことがあるはずなのに、からっきし記憶に残っていませんね。ダメぢゃん。


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 こちらは福知山市役所前に立っていた、「海の京都」ブランドのPR看板です。東の山形県と並び、しょっちゅう海なし県と誤解される京都府。福知山市自体がこれまたしょっちゅう兵庫県と誤解されるために、二重の意味で不憫ではあります(笑)。まぁ、明治初期にこの日本海側一帯が兵庫県と京都府に分割・編入される前は豊岡県を名乗っていましたし、福知山線に乗ってくると丹波竹田まではずっと兵庫県内なので無理もないのですが。


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 駅から15分弱で福知山城到着。


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 お城のそばには山陰本線の高架線が通っています。


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 天守閣前へ。前回来た時にも写真を撮影していますが、当時使っていたデジカメよりも広角側がワイドなので、同じ被写体でも少し印象が違って見えます。前回は休館日、そして今回は時間の制約のためにまたしても城内の見学は叶わず。果たして三度目の正直はあるのでしょうか。


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 城跡は街を見下ろす丘の上にあるので、天守閣へ登らなくても一応敷地内からパノラマを楽しむことができます。今日は一日晴れの予報と、先々週の吉野と同様に絶好のお出かけ日和。気懸かりなのは最高気温が28度まで上がるらしいということなのですが…。最高気温ランキングの常連都市として東の熊谷・中の多治見・西の豊岡なんてよく言われますが、豊岡近傍の福知山・舞鶴あたりも暑気の厳しさでは決して負けてはいません(勝ってもらっても困りますが)。炎症対策としては例によって鈴木その子ばりに最強の日焼け止め乳液を塗りたくってあるので、あとは水分補給を怠りなくこなすのみ。真夏と比べたならばまだどうにかなるレベルでしょう。


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 また15分弱歩いて福知山駅へ戻ります。本当にお城まで行って帰ってくるだけになってしまいましたが、とはいえ予定より一本早い電車に乗ったが故のボーナスタイムみたいなものでしたしね。


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 駅前から丹鉄線ホームを見上げると、お目当ての「あおまつ」号は既に待機中。トイレを済ませたその足で出発ホームへと向かうことにします。

(2017.05.22)


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