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2018.07.18

【18/07再訪】鉄道博物館 その11(新館3・4F/歴史ステーションII~新幹線E1系編)

 歴史ステーションの続きです。



(12)1960年代のお盆の最繁忙期、上野駅で長距離客整理のために配付されていたワッペン
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(13)国電区間の自動券売機。最初期のものはこのように値段別だったようです
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(14)崎陽軒の初代シウマイ弁当の立ち売り
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(15)《世界一への飛躍期》セクションの一場面
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(16)戦前、試験用に製作された車内信号機。でかっ!
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(17)MARS-1(初代MARS)中央演算装置(下1枚目)と、その制御盤(2枚目)
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(18)その頃の特急券。印刷に対応していないMARS端末では手書きを併用
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(19)更に時代が下ったのちの自動券売機
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(20)パタパタ端末のあるみどりの窓口
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(21)上越新幹線の融雪用スプリンクラー
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(22)山陽新幹線延伸・東北新幹線開業を記念するポスター類
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(23)分割民営化直前に制作された、国鉄改革をアピールするポスター。30年後の今になって見ると何ともモヤっと……
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 歴史ステーションの見学を終えたら、4Fへ上がってみます。時刻は正午前、ここにある『ビューレストラン』の席も順調に埋まり始めていました。以前にエントランスホールに構えていた『レストラン日本食堂』は閉店したため、同様に閉店した『レストランTD』と統合する格好でこちらがその「カジュアルな」レストランの後継施設となっています。新幹線の高架に面した窓際席は競争率高し! メニュー内容はだいぶ変わっているようでしたが、鉄道博物館名物のハチクマライスはしっかり続投。私は後ほど「カジュアルじゃない」方のレストランを訪問予定なので、ここでは見送りです。


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 続いてビューレストランに隣接した屋外スペース、『トレインテラス』へ出てみます。


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 ここは飲食用のテーブルベンチも置かれた展望スペースで、てっぱくで最も南寄りに位置するために大宮の中心部まで見渡すことができます。――いま、出てみますなんてサラッと書きましたが、この日は全国的に今夏初めて猛暑日を記録する地点が続出するほどの酷暑に見舞われた日。当然、関東平野の真ん中にある大宮も35~6度まで上がったようですが、その前に早朝バスを下りた時点で既に暑かったですからね。先述の理由で午後4時過ぎまで館内に滞在しなければならないのですが、いやいや冷房が効いているし逆にそれで良かったですよ、と。
(蛇足ながら、いまこの記事を書いている室内も、帰ってきてエアコンを入れる前は38度でした……)


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 敷地南端の『てっぱくひろば』を見下ろして。鉄道博物館のオープン当初からあったエリアで、ここの一部が新館の建設スペースに充てられました。新館の建築面積が当初の計画よりもやや縮小されているので(竣工も開館10周年にあたる2017年10月に間に合わず数か月遅れに)、リニューアル後もかなりの広さが残っています。


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 3年前の新館建設未着工の状態が写真に残っていたので貼っておきます。規模が小さくなったとはいえ、実際に訪れてみると狭さというのは全く感じませんでした。


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 反対側の本館方面を見下ろして。この区画は開館直後に早足で歩いてきただけなので、いったん新館を離れてこちらを見に行ってみましょう。


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 この度のリニューアルで一挙に3形式加わった新幹線車両のうちの1両、E1系(E153-104)です。新幹線初のオール二階建て車両で、0系から800系まで百刻みの附番のうち唯一存在しない、幻の600系の正体がこの形式。2012年に最後の編成が営業運転を離脱し、1両だけ残されたこの車両が新館オープンに先行して3月から展示開始となりました。こちらは400系とは異なり、オリジナルカラーには戻されずリニューアル後の塗色での展示となっています。


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 車高約4.5メートルというジャンボサイズの迫力を実感できるのも、この目線の高さで眺められる鉄道博物館ならでは。400系共々現存するのはこの1両のみながら、屋根は付いているものの屋外展示となっていますが、何せ天下のてっぱくの収蔵車両ですからこういったケースとは違い、手厚く保全してもらえて中長期的にもコンディションについての心配は無用でしょう。


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 E1系も通常は車内非公開。E5系は現役車種なのでまだいいのですが、こちらは今はここでしか会えないので是非とも公開に踏み切っていただきたいものです。ちなみに2階席はあの掟破りの3+3シート。


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 E1系の陰に隠れていて存在に気づかない人も多そうなのですが、隣には線路と道路の両方を走行できる「軌陸車」も展示されています。技術的にはとうに確立済みながら旅客車両(DMV)というのは試験運行を除いて存在しなかったのですが、徳島県の三セク鉄道である阿佐海岸鉄道にて2020年をめどに営業運行を目指しているとのこと。清流しまんと号や2000系気動車に続き、四国から鉄道界へまた新たなパイオニアを輩出、となるのでしょうか。


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 反対の西側には、お馴染みの183系ランチトレイン。何気に左側の車両のヘッドマークが<かいじ>から<しおさい>に変わっていました。右側の車両の上空に本館⇔新館間の連絡通路が新設されたので、景色が大きく変化しています。


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 後先になりましたが、新館の外観はコチラ。その9(2018年編初回)冒頭の写真はアングルを変えて撮ったものです。


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 2Fの連絡通路。屋外通路なので今日のような日は暑い!(そして冬は寒い!)のですが、雨の日にも傘要らずで本館⇔新館間を移動できるのは便利です。


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 次回はリニューアルが実施された本館を。


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