【18/07再訪】鉄道博物館 その12(本館2F~1F中央駅編)
連絡通路を渡り、ヒストリーゾーン改め「車両ステーション」の2Fへ。全景レベルではリニューアル前と比べてほとんど変化はみられないものの、細かいところが色々と変わっているのでそちらはまたおいおいと。まず最初に気付く変化点として、2Fの回廊上空に「パノラマシアター」と呼ばれる大型スクリーンが新設されました。展示車両の現役時代における活躍の様子などが周期的に上映されています。
もともと鉄道歴史年表のあった西側の回廊は、車両の歴史の解説に特化した「鉄道車両年表」に衣替え。
こちらは鉄道ジオラマコーナー。一足早く昨年7月にリニューアルが実施されており、レイアウトを完全に一新したほか客席との間を仕切っていたガラスも撤去されました。今回は立ち寄った時刻にちょうど解説プログラムが行われていたので、少しだけ見てみることに。単純に模型が線路上を走り回るだけでなく様々なギミックが仕込まれたレイアウトを駆使して、映像スクリーンも併用しながら鉄道の運行のしくみを解説してくれます(私は既知のことばかりでしたがw)。
以前にキッズスペースがあった場所には「鉄道文化ギャラリー」を新設。ここは撮影禁止だったので下の入り口以外の写真は割愛しますが、京都鉄道博物館の生活と鉄道>鉄道と文化コーナーと同じテーマの構成になっていました。ガラス越しに駅弁の食品サンプルをタッチすると、ディスプレイにその駅弁の解説文が表示されるというインタラクティブな展示も。
その先の元コレクションゾーンは瞥見した限りでは変化はなさそうなのでスルーし、こちらも元ラーニングゾーンである「科学ステーション」へ。再編に基づいて見せ方は変わっているものの、こちらも大まかな内容は以前のものをそのまま引き継いでいるようでした。
前回訪問時は雨天だったのでパスした、科学ステーション屋上の「パノラマデッキ」。天気自体は文句なしですが、なにしろこの猛暑なので人影はほとんど見当たりません。
東北・上越新幹線の高架を見下ろす位置にあるので、このように開館時間中に通る列車の時刻表が用意されています。
真昼間の最も運転本数の少ない時間帯ではありますが、ほんの1分で列車が通りかかったので激写、そして即撤収。上越新幹線上りの<とき318号>(E2系10両編成)でした。
一度エントランスホールへ戻ってきました。もともとレストラン日本食堂のあった跡地には、インフォメーションカウンターとベンチが置かれています。
ミュージアムショップは、シミュレーターホール跡地を転用して大幅増床。例えるならば地方空港の売店だったものが県庁所在地の新幹線駅のスーベニアショップくらいの規模へとグレードアップしています。
ここからは前回訪問時に未踏破だった北側エリアへと足を進めます。こちらは「455ランチトレイン」。車両ステーションにも展示されている455系電車ですが、こちらの2両の車両は通称東北色と呼ばれるカラーリングを纏っています。
こちらも近郊化改造を受けているのでセミクロス配置となっていますが、ランチトレインということでクロス部分・ロング部分の双方にテーブルが設置されています。外から持ち込むのも良し、すぐ隣で販売されている駅弁を味わうのも良し。
ほんの10年ほど前まで現役で走っていた車両らしく、座席はクロス・ロングともに肉厚のバケットシートを装備。座り心地については現行のE721系とは比べものにならないほどの高水準です。昔四国で乗車したキハ58系(だったか)もこんな感じでしたが、一度くらいは現役時代に乗車してみたかった……って、もう3度目か。
デッキです。
フカフカの座席に腰掛けて妄想トリップを楽しんでいるうちに、「対向列車」が入線してきました。
こちらは「てっぱくライン」と呼ばれるミニ列車。中央駅から北駅まで230mの長さがあり、この日は北駅での乗車・下車はできず中央駅からの往復専用となっていました。子供だけでなく大人も乗車可能ですが、非冷房車ですので今日のような日にはちょっと……。
次回へ続きます。
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