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2018.07.22

【18/07再訪】鉄道博物館 その14(高級?レストランでランチ編)

 さて、前回鉄道博物館を訪問した際の記事内で、ほぼほぼ唯一のダメ出しポイントとして「フルサービス(テーブルサービス)のレストランが無い」ということを挙げたのですが。やはり他の来館者からもそういった要望は多かったとみえて、開館10年目となる昨年7月、とうとう食堂車をテーマにした高級感のあるレストランが誕生しました。名称は『トレインレストラン日本食堂』。本館2F、以前はレストランTDのあった場所です。


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 高崎線・川越線の線路に面した窓側席もあるのですが、いまは国内ではクルーズトレインでしか味わえなくなった食堂車の雰囲気を疑似体験したいのならばこちらの席を。本物の車両と比べると多少縮尺がおかしいような気もしますが(笑)、前回ビーフシチューを食べながら(こうだったらいいなぁ)と考えていたことが見事に具現化されているのが嬉しいです。


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 新幹線にしろ寝台特急にしろ混雑時には相席が原則だった食堂車ですが、ここではそういったこともありません。お昼時には席につくまで表で多少待たされることもありますが、席数も回転率も本物とは段違いですからね。


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 肝心の料理のラインナップですが、レストラン日本食堂時代はビーフシチュー以外の全メニューが税込みで1,000円未満だったのに対し、こちらの方はお子様メニューを除けば1,200円~2,500円というなかなかの高価格帯(→メニューはこちらのリンクから)。とはいえビューレストラン、キッズカフェ、2箇所の駅弁販売コーナーとリーズナブルに味わえる品には事欠かないので、棲み分けとしては問題ないでしょう。

 特製のデミグラスソースを推しているようだったので、それを使っている「特製デミグラスソースのハンバーグステーキ(税込1,800円/パンまたはライスつき)」を選択。かつての東海道・山陽新幹線食堂車で、そして<北斗星><カシオペア><トワイライトエクスプレス>といった寝台特急でも出されていた、定番中の定番メニューです。私の幼少時の思い出の味であるビーフカレーとも迷ったのですが、あまり値段が変わらなかったので。


 メインの前にサラダが到着。こちらは全ての料理についています。磁器製のプレートと銀製のカトラリーは<北斗星>の食堂車で実際に使われていたものとなっており、インテリアも相まって結構なレベルで「完全再現」が実現しているのではないでしょうか。


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 そしてハンバーグとライス。デミグラスソースはラガービールで煮詰めているフランダース(=ベルギー北部)風です。ちょっと前にこんなTV番組を見て、“飯テロ”の余波が残っていたためにタイムリーでした。中の方が若干生焼けだったのですが、これはミスではなくミディアムレア仕様ということでいいのかな。率直なところすごく美味しいというわけではないのですが、本物の食堂車と同じくこういうのはムード込みで味わうもの、というわけで、市中のレストランではなく非日常のアトラクションの一種と考えれば満足度は低くなかったです。ホラ、前のエントリーで引き合いに出したディズニーランドのレストランでも、ご飯やパンケーキがミッキーのシルエットに型取ってあるだけでみんな大喜びでしょう? 子供もあまり居ないので、静かな環境で食事を楽しむにはオススメ。高価格帯にもかかわらず午後2時近くになっても店内が賑わっていたのには、「言いだしっぺ」の一人として胸を撫で下ろす思いです。


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 この後は本館1Fの車両ステーションを訪れてみます。


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