新緑の福知山線旧線跡-令和- Part4【北山第一T~西宮名塩駅】
川向こうに岩山を眺めながら(下1枚目)、更に先へ。この辺りで前方に高圧電線とその鉄塔が見えてきます(下2枚目)。武田尾駅を出発してからというもの、沿道には旧軌道設備以外の建築物がほとんど見当たらなかったため、この程度の物でさえも人の営みの匂いの象徴として安堵を与えてくれます。
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川向こうに岩山を眺めながら(下1枚目)、更に先へ。この辺りで前方に高圧電線とその鉄塔が見えてきます(下2枚目)。武田尾駅を出発してからというもの、沿道には旧軌道設備以外の建築物がほとんど見当たらなかったため、この程度の物でさえも人の営みの匂いの象徴として安堵を与えてくれます。
溝滝尾トンネルを宝塚側へと抜けると小さな広場のようなスペースがあり、ここには古い枕木が積まれています。木製の電信柱も立っており、現役時代にはこの場所はどのように使われていたのでしょうか。
桜の園から少し歩いた先にある「展望広場」。ここにはベンチが何脚か置かれているので、電車に乗る前に駅のコンビニで買っておいたおにぎりで軽く昼食にすることに。時刻は正午過ぎ、私とは逆に生瀬・西宮名塩方面からやって来たハイカーが続々とこのエリアに到着しています。それにしても晴れの日を選んでやって来たとはいえ、目映いばかりの新緑の山々とあまりにパーフェクトすぎる快晴に心が浮き立つばかり。同じ市内にあるにも拘わらず、10年以上もご無沙汰だったことをちょっと後悔しているほどの桃源郷っぷりです。
10年ほど前に弊Blogにて武庫川渓谷沿いの福知山線旧線跡をご紹介したことがありますが、当時はあくまで非公認のハイキングコースだったものがその後2016年秋に整備されたうえで正規の遊歩道として再開放されることになったため、現状を目で見て確認するためと新しく導入したミラーレス一眼の試し撮りを兼ねて、今年5月に11年半ぶりに現地を再訪してみました。そんなわけでもう秋口なのに新緑の風景となりますが、こちらもまた蔵出しレポートということで――。
2011年、阪急京都本線に「衝撃的」なデビューを果たした観光列車『京とれいん』ですが、今年3月、8年越しとなる第2編成『京とれいん 雅洛(きょうとれいん-がらく)』(→阪急電鉄の公式ページ)が登場し、私も営業運転開始から間もない頃に乗車してきましたので、蔵出しレポートといきます。
2日目はほぼ全部をあいちトリエンナーレ編として先行アップしたので、残りの分をこの1エントリーにまとめてしまうことにします。
桜通線を黙々と新瑞橋まで戻り、本日最後の目的地へ向けて名城線右回りの電車に乗車。時刻は午後5時を過ぎ、データイムは10分間隔のこの区間も6~7分毎に電車がやって来ます。輸送力が適正だからこその現状のダイヤだということは承知の上で、何だかんだ言ってもこれくらいのペースで走ってこその地下鉄だよね、というのが本音ではあります。
続いては、2004年に地下鉄路線としては日本初の環状運転を開始した名城線へ。こちらは大曽根~金山~新瑞橋間および金山~名古屋港間(=現在の名港線)は完乗済みなので、2000年以降に開通したループの東半分、大曽根~本山~新瑞橋間がターゲットとなります。
名鉄小牧線・名古屋市交上飯田線普通 犬山(14:27) → 平安通(15:01)
犬山駅で犬山線から小牧線へ乗り換えます。同駅に乗り入れる電車は犬山線・小牧線・広見線の3路線いずれも発車番線は統一されていませんが、乗車する14時27分発の電車は駅南側の配線に沿って中間の3番線からの発車となっていました。
名古屋滞在1日目は午後1時以降からの活動となるため、この持ち時間で無理なくこなせるスケジュール、そしてやっぱり鉄分補給も外せない……ということで、中学生時代に達成しておきながらその後の延伸・新規開業でいったん剥奪されてしまった、名古屋市営地下鉄(以降、名古屋市交と記述)の完乗タイトルを奪還することにしました。
1泊2日の旅の一断章としてあいちトリエンナーレ編を先行してアップしましたが、時計の針をいったん出発時点まで戻して残りの出来事を綴っていくことにします。
引き続き、円頓寺商店街の南側に広がる古い街並みを散策。時季が時季なので、展示作品を求めてという以上にクーラーを求めて……という感じになりがちではありますが。
▲こちらも会場のひとつの「那古野一丁目長屋」
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