Osaka Metroフェスティバル2019 Part4
続いては「第2改修場」の内部へ。途中で線路を二本渡ることになるのですが、第三軌条集電方式の車両を扱う基地ということで、そのサードレールを地平レベルで眺めることに。日本の営業路線においてサードレールが敷設された区間に設けられた踏切は一ヶ所も存在しないので、こちらも車両基地ならではの貴重な体験です。
開始時刻までにまだ大分時間があったので今回は見学しませんでしたが、ここではスタッカークレーン(自動倉庫において荷物の搬入・搬出を行うクレーン)の動作の実演が行われています。
ここには台車や外装のラッピングはおろか、電装品や内装までもが取り払われて丸裸にされた編成(御堂筋線21系の第14編成)が。他の方のレポートによると、こちらの車両はリニューアル工事を受けている最中なのだとか。御堂筋線には北大阪急行からPOLESTARシリーズ(8000形/9000形)という化け物レベルの車両が乗り入れてきているので、新型の30000系も含めてどうにも分が悪いところ。
屋外へ戻ってさらに先へ進みます。前面の貫通扉に階段がかけられている編成がいるのですが、こちらはイベントの一つである「避難体験」に使われる車両。避難体験については事前の応募は不要なのですが、受付開始後すぐに定員に達して終了、その受付の数十分前から行列――という感じなのは現場を見ずとも想像に難くないので、そこまでの熱意はないことから参加を断念。とはいえ、内容もまた容易に想像がつくのですが……。
その奥には「車体洗浄体験」用の編成がスタンバイ。こちらは事前応募制のイベントとなっています。電車の洗車体験に関しては以前に京阪電車のイベントにて体験済みなので、鼻唄まじりでスルーです。
「南検修棟」の内部。下1枚目の写真の先頭車では「車掌体験(事前応募制)」の実施中です。この時点で入・退場門に到着してから約3時間が経過していますが、恐ろしいことにまだ未踏破エリアが残っているので、棟内のベンチでちょっとだけ休憩しておきます。
まだまだ奥へ。こちら↓は四つ橋線の車両が4編成頭を揃えている場面なのですが、各車番の下2桁を左から読むと20・19・11・17、つまり今日の日付となっているという趣向。PC版ページでご覧の方については、クリックすると車番がはっきり確認できる大きい写真が出ます(アングルが斜めなのは太陽光の反射を避けるため)。
縁日が出ていてキッズとペアレンツでカオス状態になっているエリアの一角にも、2両の保線車両が展示。こちらはマルチプルタイタンパーです。
スペノインターナショナル社(スイス)製のレール削正車。旅客車両にせよ事業用車にせよ、やっぱり舶来物のデザインは洗練されていますねぇ。
予定よりも長くなりましたが、次回で本編は最終回です。
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