Osaka Metroフェスティバル2019 Part2
続いては、敷地内で最も大きな建物である「北検修棟」の中へ。車両基地見学イベントといえばコレという機械油の臭いも、神鉄の鈴蘭台車両基地以来久しぶりです。
ドック入りしている車両の数々。やはり一番目立つのは青帯の四つ橋線の車両ですが、下4・5・6枚目のように緑帯の中央線車両の姿も。紫帯の谷町線車両(下7枚目奥)は検査中ではなく休憩スペースとして使われていました。その一方で御堂筋線と千日前線の車両の姿はここにはなく。見逃しているということはなかったはずですが。
本フェスティバルでは入場そのものの応募と同時に、別途イベントの応募も事前に受け付けていました。幾つかあるうちのいずれか1つを選択することになりますが、今回は「北検修棟展望台」に応募。こちらも幸運なことに当選したため、集合時刻の10分前に入口へと向かいます。参加料金は全イベント共通で無料ですが、開始時刻に関しては参加者自身が選ぶことはできず、主催者側で勝手に指定されることになります。
指定された11時までにはまだ少しありましたが、そのまま入れてもらえることになりました。上がった先はこんな↓感じ。人数制限をかけるのも納得の、非常に狭いスペースです。
先ほどの車両群を高い視点から。真下はすぐ通路になっている(下3枚目)ので、カメラを落とさないように細心の注意を払いながらの撮影です。御堂筋線にはホームが吹き抜けになっている駅が何ヶ所かありますが、その他の路線の車両の屋根が間近に見られるのはここだけ? 展望台ということで一応望遠レンズも持ってきましたが、まったく出番は無かったです(苦笑)。
すぐに見終わったので、再び地面をウロウロ。こちらはOsaka Metroが現有する全8路線の方向幕が勢ぞろい、の図です。
御堂筋線と中央線のものについては、実際に転換操作が可能。案の定、キッズには大人気です。かくいう私も小さい頃、青梅鉄道公園の売店で買ってもらった東海道新幹線の方向幕のレプリカを毎日のように動かして遊んでいましたっけね。
Osaka Metroは日本で唯一、複数のリニア地下鉄路線(長堀鶴見緑地線、今里筋線)を有する事業者。こちらは実物を目にするのは初めてのリニアモーターです。
こちらは普通のモーター(主電動機)と、電動発電機。
モーター・発電機のベアリング(軸受)展示。
棟内を抜けまして……
北西端に設けられている、『Osaka Shion Wind Orchestra』のミニコンサート会場へ。以前は大阪市音楽団(市音)という全国で唯一の自治体が直営する吹奏楽団だったのですが、“劣情モンスター”による事業仕分けの一環として2014年からは社団法人による運営に変わっています。事務局は当検車場の隣接地に置かれており、Osaka Metroともパートナーシップ提携が結ばれているなど、Osaka Metroとは緊密な関係となっている模様。4年後の2023年には創設100周年を迎えることになる、大変歴史の長い楽団です。中盤からではありましたが、立ち席にて暫し演奏に耳を傾けることに。
ラクガキコーナーもキャンバスは台車だったり。
車輪/車軸、台車、空気ばね、ブレーキシューと、下回りのパーツを眺めつつ……
広大な北検修棟をひとまず周り終えます。次回は今年のフェスティバルの「主役」が登場。
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