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2020.01.08

19/11/02 (1)朝の福井駅にて

 最終日の3日目は5時起床。歯磨きと髭剃りを済ませたのち、目覚ましに露天風呂へ赴きます。11月に入ったばかりではありますが流石に北陸、昼間は温暖ながらも夜明け前は相当冷え込んでいますね。ああ、気持ちよか……。



 朝食は6時半スタートですが、こういう所は大抵フライングで開くので入り口前のソファで待っていたところ、やはり数分前にオープン。いつもはここまでセカセカしないのですが、今日は8時過ぎには駅にいなくてはならないので。


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 ドーミーインの朝食は各地のご当地メニューを一度に味わうことができるのが売りで、ここ福井では越前そば・鯖へしこ茶漬け・越前肉厚おあげ・もずく雑炊・ごま豆腐といったラインナップ。どれも居酒屋で出てきそうなメニューですが、私を含めて呑まない(≠呑めない)タイプにとっては有難いです。品数自体はそう多いわけではないものの、鶏肉のマリネやトマトのゼリー寄せといった私好みのメニューもあり、湯快リゾートの時のように空のトレイを持って彷徨う事態にはならず。1,500円という料金ならば当然とはいえ、質が伴っているのは好印象でした。


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 デザート。右上端のぶどうゼリーが何気にドーミーインの名物のようです。昼食までは5時間以上あるのでしっかりと食べておきつつ、これまでの反省を踏まえて腹八分目で抑えておくことに致しましょう。ごちそうさま。


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 ロビーで淹れられるホットコーヒー(無料)を部屋に持ち帰って一息ついたのち、ちょっとだけ早目ですが7時40分にチェックアウトします。ドーミーインブランド、時期や曜日によって料金の変動が大きいので値付け次第という前提はあるものの、独自性を押し出しつつ無駄のないサービスは私のニーズにもぴったり合致するので、またそのうち他の都市にてリピートすることになるかと思います。


 早朝でひっそりとした中心街を抜けて福井駅へ。駅前エリアはこれから再開発ビルの建設が始まる区画、既に建物の完成した区画と、新幹線開通という21世紀最大の出来事を前にして今まさに大変貌の途上にあります。高層ビルの上層階が軒並み住宅になっているのは、やはりコンパクトシティを志向してのことでしょうか。


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 荷物を駅のロッカーに預けたら、えちぜん鉄道(以下、「えち鉄」と略します)の福井駅がある東口へ。こちら側では建設中の北陸新幹線の高架橋と10年ほど前に完成済みのそれとが歩行者通路をはさんで隣り合う光景がみられます。駅完成後は通過線なしの島式1面2線という、都道府県を代表する駅としては異例といえる小規模な配線に。山陽新幹線の新神戸駅も島式か対向式かの違いだけで似たような配線ではありますが、あちらは山裾かつトンネルの合間という地形上の制約が理由なのに対して、こちらは市街地の真ん中とはいえ平地ですし。最近新たに京都駅の北陸新幹線ホームも2面2線とする計画が公表されており、整備新幹線区間のシュリンク志向もここまで極まった感があります。


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 こちらは高架駅のえちぜん鉄道福井駅。……なのですが、ここでは「本設の」、という断り書きを加える必要があります。2015年に同駅の高架化が実施されているのですが、その時点では上の写真にある完成済みの新幹線の高架橋を暫定的に使用。地上の旧線跡にえち鉄の高架橋を新設したのち、昨年2018年より現在の駅の供用を開始したというフローになっています。過去には阪急京都本線の電車が開業前の東海道新幹線の高架橋を借用したという事例があったため、半世紀の時を経てまさかの珍景が復活。それはともかくJR在来線の駅とえち鉄の駅とで新幹線の高架橋を隙間なくサンドイッチしており、断じて駅の拡張なぞ許すまじという強固な意志を表明している(誰が?)のが何とも……。


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 駅コンコース。ここから出発する勝山永平寺線は福井県立恐竜博物館へのアクセスラインというわけで、オブジェも恐竜一色です。尤も、JR駅も含めた福井駅エリア全体がそんな感じなのですが。


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 きょう一日のお供となるのが、こちらの『福井鉄道・えちぜん鉄道 共通1日フリーきっぷ』。大人1,400円で両社全線が乗り放題となります(他、福鉄orえち鉄単独版もあり)。えち鉄線内の賃率に照らすと大盤振る舞いと呼んでも差し支えない値段ではあるのですが、使用は土・日・祝日に限るという点には注意。今回の旅、当初は福井→金沢→富山の順で巡る計画だったのですが、この制約のおかげで行程を逆転することになってしまいました。


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 出札窓口では恐竜博物館入館券+往復の鉄道・バス乗車券のセット券も販売されており(こちらは三国花火大会の日を除いて通年使用可)、これから乗車する勝山行きの電車では、これを携えているとおぼしき観光客が少なからず乗り合わせることに。皆さんご存知かと思われますがこの勝山永平寺線、前身の京福電気鉄道時代(当時の線名は越前本線)に二度の重大事故を起こしてあわや廃線かという窮地に立たされたという経緯があるため、焦眉の急に対する当時の県および沿線自治体の危機感のなさは糾弾してもしきれないという留保は避けられぬにせよ、2003年の三セク鉄道としての再出発後、観光振興の一翼を担う役割として新たな活路を得たという見事な復活劇を演じることになりました。


 高架上のプラットホーム(下1枚目;勝山からの帰着時に撮影)。2両編成の電車2本が発着できるほか、ホームの先に同じく2両編成2本を収容できる電留線があります(2枚目)。上の駅外観の写真で顔を出しているのは、この電留線に停車中の電車。


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 これから福鉄およびえち鉄の計3路線を一気呵成に乗り潰しにかかるわけですが、ランチタイムに若干のバッファがある以外は一ヶ所でも乗り継ぎをしくじると以降の行程がすべて破綻をきたすという、薄氷を踏むような緊張感に満ちたプランとなっています。で、その攪乱要因といえば、これはもう100%ト・イ・レなわけですが……。さてさて、どうなりますことやら。(続く)


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