プチ初乗り2題【新型名阪特急ひのとり短距離乗車 & 全区間8連で走る近鉄~阪神直通快急】
また3か月ぶりに更新してみます。こういうご時世になると生存報告という意義も色濃いわけなのですが、緊急事態ナンチャラとか“自粛”要請(自己責任・人手不足・差別・解禁あたりもそうですが、母語すらまともに扱えないボンクラが多すぎて困りますね)とは全く関係なしにあくまでパーソナルな事情で外出を控えていたものの、そちらが片付いたので5月下旬頃より「主体的な判断で」用心をしながら県外移動も含めて活動を再開しています。というわけで近場で恐縮ではありますが、2020年春のニューフェイスの初乗りリポートを2編続けてどうぞ。
6月20日土曜日、6時50分発の電車で雲雀丘花屋敷を出発。この駅には阪急線内のみならず全国で絶滅寸前のソラリー式発車標が依然として残っています。昨年10月の駅名改称を受けて梅田→大阪梅田/石橋→石橋阪大前と書き換えられ、まだまだ現役で頑張りそうな雰囲気ではあるのですが、とはいえ長続きする保証もないのでこうして気が付いた時にちょこちょこ写真に収めるようにはしています。
阪急宝塚線→メトロ御堂筋線と乗り継ぎ、近鉄・阪神大阪難波駅に到着。プチ初乗り1本目である新型名阪特急『ひのとり』(→近鉄の特設ページへリンク)の始発駅です。こう表現せざるを得ないので仕方なく書きますが、この日は都道府県境を跨いでの移動が国会議員の帰省のために3か月ぶりに“全面解禁”されて初めて迎える週末。乗車前日に予約状況を調べてみたところ、3月14日の運行開始以来しばらく続いていた空気輸送状態はすっかり解消されていました。3/14が土曜日であることを踏まえると、実質的なデビュー日は今日とみなすことも出来そうです。
平時ならば当然プレミアムシートで名古屋へ、ということになるのですが。名古屋まで足を延ばすのならば泊りがけで行きたいものの宿泊施設の利用はこれまたパーソナルな事情で当面控えているという理由で、今回はレギュラーシートで途中の大和八木までの乗車です。
券売機で入手した特急券。この「ひのとり」、レギュラーシートも設備水準が大きく引き上げられているため、全車両が特別車両という扱いになっています。運行開始時点ではレギュラーシートの特別料金は大和八木~津間を含むと200円、それ以外の区間(阪奈特急運用の場合は全区間)は100円(小児は半額)。なお、7月12日までの期間限定でチケットレスサービスにて特急券を購入すると区間によって20%または50%がポイント還元されるキャンペーンが実施中ですが、ポイント使用は全額充当に限る(=現金との併用は不可)とのことで、近鉄特急のヘビーユーザーではない私は恩恵を受けられませんでした。
改札口です。以前はターミナルらしくないせせこましさのために好きになれない駅でしたが、久々に訪問したらコンコースに新しくエキナカなんかも出来ていて様変わり。まあ、ホーム階に降りれば従来通りのゴチャゴチャ感が待っているわけですが。
乗車する8時00分発の電車は2番ホームからの発車。発車標によると7時37分発の準急大和西大寺行きが出て行った後はしばらく1番ホームからの発車が続くので、2線しかない東行きの発着線の1本を20分近く占有することになる模様です。
7時42分、東側から「ひのとり」(形式名は80000系)が入線。本来ならば3月中、遅くとも4月中には初対面を終えていたはずだったのですけれどもね。ご挨拶が遅くなりました。80000系は今年度中に全11編成72両が出揃い、名阪甲特急の全便をアーバンライナー21000系/21020系から置き換える予定。アーバンライナーと同様に6両編成と8両編成の2種類がありますが、こちらの編成は短い方の6両編成でした。
6両編成・8両編成ともに、両端の先頭車がプレミアムシート車に充てられています。実際に目前にしてもっと感銘を受けるかと思っていたのですが、車両の構造は基本的に50000系電車「しまかぜ」の先頭車(下3枚目の写真)と同様のため、あれの色違いだよね、位のあっさりとしたファーストインプレッションでした。
※2017年1月に乗車した「しまかぜ」のレポートはこちらのリンクから。
プレミアム車両の出入口。大阪側の先頭車は6号車です。
フルカラーLEDの行先表示器です。JRや私鉄他社では当たり前なのですが、号数(列車番号)が旅客案内上で“可視化”されているというのは近鉄特急では極めて異例のこと。特急券の券面にも従来空きスペースだった号車番号の左側に「8列車」の記載があり、ああ、これから乗る列車はそういう番号が付いてるんだ、と感心したので。こうして文にすると奇妙ではありますが、民鉄最大の特急列車網を擁する近鉄では何故だかこれが普通だったのです。名鉄ですら、ミューチケットの券面に号数表示があるのにね。
6号車のドアから車内へ。いつもならば新車の香りが出迎えてくれるわけなのですが、今年はずっとマスク装着でこの日も当然(恩賜の糞マスクではなく香川の手袋職人が作った布マスク)、ということで新車を実感する重要な要素がごっそり欠けてしまい、かなり味気ない思いです。尤も朝一番の運用ということで、一瞬外してチョットだけ…というのも別にリスキーではなかったはずですが。
ドアを入って運転台側を向くと下の写真の風景。なかなかゴージャスなしまかぜのエントランスとは対照的に、こちらの造作はシンプルです。しまかぜの先頭車と同じハイデッカー構造なので、客室へは階段を介してアクセスすることに。名阪特急では車内販売は実施されていないため、しまかぜ先頭車だとダムウェーター(小荷物専用昇降機)が設置されているスペースに車販の代替としてコーヒー等のドリンクとスナック類の自動販売機が用意されています。大阪難波駅停車中の時点では、メンテナンス要員の方が今日一日の運用に備えて準備中。左側は無料で利用できる大型荷物用のロッカーです。
プレミアム車両の客室内を運転台側から。本当はこの車両の指定券を所持していなければ立ち入りはできないそうなのですが、二度目のデビュー日(?)ということで私の他にもレギュラー車両組が入れ代わり立ち代わり、といった状況だったり。後述のようにプレミアムと言えども抑々出し渋るような値段ではありませんし、次回以降はちゃんと切符を買って乗りますので、今回ばかりは堪忍な。
逆を向いて。運転台との間はガラス張りです。非貫通型ということで前面ガラスにはしまかぜでは目障りだった縦棒が走っていないものの、今度は横幅が狭くなってしまったために着座視点だと前面展望はしまかぜ以上に難アリっぽい。とはいってもひのとりには個室がないので、先頭側最前列は発売後即座に売れる一番人気の席であることには変わりがないようですが。あと、しまかぜとの細かな違いとして先頭車にもLEDではなく液晶タイプの車内案内装置が装備されています。
一人掛け席(下1枚目)と、二人掛け席(2枚目)。シートピッチは1300mmとしまかぜよりも更に5センチ広がり、とうとうグランクラスと並んでしまいました。E653系「いなほ」グリーン車の1820mmという極端な例はひとまず置いておくとして、占有幅という尺度も加えればグランクラスやひのとりと同日にデビューした『サフィール踊り子』のプレミアムグリーン車(横2列配置・シートピッチ1250mm)のようにまだ上がいるわけですが、こちらのひのとりはしまかぜと比べればサービスが簡素化されている分、特別料金が300円~900円(小児半額)と更にリーズナブルなのが大きな魅力。というより、JRの料金があまりに高すぎるだけなのですが。シート自体はしまかぜのシートをベースにしてバックシェルを追加したものと一言で纏められそう。一方で側窓の縦幅が若干縮小されていますが、そのぶん荷物棚により大きな荷物が置けるようになっているので、機能面とのバランスという点ではこちらの方が望ましいでしょうか。
サラッと見て回ったところで、自席のある5号車へ移動。下の写真は6号車にある洗面台です。こちらもデッキ共々シンプルなデザイン。
レギュラー車両の客室内です。配列こそ横4列ではあるものの……
シートピッチは元々広めだった近鉄特急標準の1050mmから11cm拡がり、1160mmに。スペック上は主にJR東日本で採用されている4列グリーン車と同等となります。平床構造&大型の側窓ということで、シート配置以外はしまかぜの中間プレミアムシート車の車両構造を踏襲しているようです。
手前のシートをフルリクライニングさせてみます。レギュラーシートもバックシェルタイプとなっており、背ずりを倒しても後ろの座席には一切影響がありません。プレミアムシートの方もそうですが、バックシェル自体に厚みがあるのと座面が前に迫り出す構造のため、特にリクライニングさせた時にはピッチほどの広さが感じられないかもしれませんが、それでも飛行機だとある程度のピッチが確保できる中~上級クラスでしか採用できないタイプの座席が一挙に全席装備、という衝撃は相当なものです。成る程、これがnew standardというやつか……!
近鉄では初登場の形状のシートだけに、座り心地には興味津々。アーバンライナーのレギュラーシートはリニューアル前・リニューアル後ともに今ひとつ腰の据わりがよろしくなかったのですが、こちらはぼってりとした見た目から期待した通りにフィット感は申し分なく、フルリクライニングさせると座面の手前側が沈んで包み込まれるような感覚に。アーバンライナーnext/plusのゆりかご型シートは正直名前倒れといった印象でしたが、こちらはこのクラスのシートとしては迷わず100点満点を献上できる出来かと思いました。なお、プレミアムシートに付いていたやわらか枕はレギュラーシートにはありませんが、個人的にあまり有用性を感じたことがないので、有ればベターなれども無くても全然気にはなりません。
続いて座席背面。2個のフック・テーブル・ポケット・ドリンクホルダー・フットレストといった設備はすべてバックシェル部に設置。これらも前の座席の状態とは一切関係なく使用できます。フットレストは素足専用。充分な大きさがある上に高さの調整も可能で、ここは下手なアッパークラスよりも優れているかもしれません。コンセントは各席のひじ掛けの先。
テーブルの展開状態。耐荷重は10kgと標準的ですが、がっしりとした造りは安心感があります。座席を向かい合わせにした際にはインアームテーブルが使用可。
視線を上げて。間接照明が採用されているので、照度不足を補うために壁際にライン状の補助照明が取り付けられています。
簡単に座席の検分が終わったので、発車までもう少しだけ車内外を散策してみようかな……と離席しようとした矢先。まさかの、まさかの、隣席にお客さん! 発車30分前に特急券を購入した時にはまだある程度の選り好みが可能な残席数だったため、ひねくれ者なりにソーシャル・ディスタンスを意識してシートマップを見ながら周りの5席がすべて空いている場所を選択したのですが、発車直前になって一気に満席近くにまで達したようです。4月~5月頃だとレギュラー車両の事前予約は1両あたり一桁という状態が普通だったわけでして。5号車の定員は52名なのですが、これが適正か否かは容易に判断がつきかねるところ。まあ、満員通勤電車が放置されている時点でソーシャル・ディスタンスもへったくれもないんですけれどねぇ。だからカネを刷って毎月無条件で配れと言っているんです、恒常的(慢性的に非ず)な人手余剰(人手不足に非ず)なんだから。群盲による財源談義は無用。幸い、この日何本か乗車した電車で目立って混雑するものは無く、小池百合子ボイスの脳内密アラートの発令はありませんでした。
てなわけで予想外に隣席が塞がってしまったため、そのまま発車時刻を迎えることに。今更あれこれ心配しても仕方がないので、大和八木まで28分の短い旅を楽しむことにします。ちなみに大和八木には名阪甲特急は一部の列車しか停車しませんが、全席指定なので乗り間違えることはありません。
鶴橋で空いていた席もほぼ埋まり、大阪平野の街々から軽い山越えを経て奈良盆地へと入っていきます。プレミアム車両に装備されているフルアクティブサスペンションはレギュラー車両では省略されているようですが(※しまかぜの50000系電車は全車両装備)、近鉄の保線状態は良好なため、これまた新車らしい申し分のない乗り心地。
停車駅が近づくと、車内案内装置では乗り継ぎ列車の案内が実施されます。発車時刻・種別・行先のほかに、発車番線および遅延が発生している場合はおおよその分数も。バックシェルタイプのシートといえば飛行機のイメージが強いですが、その飛行機でもパーソナルモニタに乗り継ぎ便の情報が表示されたりするもので、常に航空の世界の後塵を拝している鉄道のサービスもここまで追いついたかと、なかなか感慨深いものがありました。固定編成でかつ重連運用がないにも拘らず号車番号がLEDによる可変表示になっているのが近鉄特急らしいなーと、ちょっぴりマニアックな視点の感想も(→理由はコチラ)。
まもなく到着なので、5号車のデッキへ移動。下の写真のように、ここにはフリースペースが設置されています。ベンチの造りは簡素なので、短時間滞在の息抜き用という位置づけか。
その向かい側には大型荷物用の無料ロッカー。6号車は6個、5号車は8個と、席数に対する割合は違えど絶対数はかなり多めです。対してどこかの新幹線は最後部座席裏の壁際を事前予約制の荷物スペースとして代用するという貧乏臭いことを始めましたが、もう、サービスの概念からして根本的な考えの違いが存在するのでしょう。写真左端に写っているのは、近鉄特急の伝統であるおしぼりの取り出し口。かつての蒸しタオルからセルフサービスの紙製へと変わりはしたものの、余程のこだわりがあるのか、こればかりはコストカットの対象にはならない「聖域」であり続けるようです。
大和八木、お出口は左側です。
まだレギュラー車両の外観を撮影していなかったので、このホームで押さえておくことにします。レギュラーシートとプレミアムシートで最低1回ずつは乗車しなければならないので、ミッションの達成率はまだ50%ということになりますか。さらに乗客を迎え入れ、満員御礼となった列車を視界から外れるまで見送りました。
前記のように名阪甲特急は順次80000系へ置き換えられていき、これまで汎用車両が主に使われていた名阪乙特急も21000系/21020系での運用に統一されるとの話。つまりは毎時2~3本が運行される名阪特急の全列車に3列シート車が連結されるわけで、こちらも近鉄特急史に刻まれるエポックメーキングな出来事と呼べそうです。
〔関連記事〕 新型名阪特急ひのとり【プレミアムシート編】(2022年10月乗車)
この後は大和八木駅からの徒歩圏内にある、今井町・八木町というリアル江戸村とも称すべき凄い町並みの散策へ向かいました。初乗り2本目は散策後の復路を兼ねてのお話です。
午後4時前、近鉄鶴橋駅西行きホーム。大和八木駅から乗り込んだ急行を降り、乗り継ぎ先の電車の入線を待ちます。お目当ては神戸三宮行きの快速急行。乗車位置案内に「○3~10」の表示があるのを確認してニンマリです。尼崎~神戸三宮間の快速急行停車駅において近鉄車8両の停車に対応したホーム延伸工事が完了したのを受け、今春のダイヤ改正より土日祝日限定ながら近鉄奈良~神戸三宮の全区間を通しての8両運転が始まったため、奈良へ来たついでにコレに乗って帰ろうかなと。当初のスケジュールでは今井町・八木町のあとは奈良公園へ向かう予定だったのですが、写真撮影が捗りすぎて予定滞在時間を大幅に超過。始発から終着まで乗り通すはずが、こうして鶴橋からの乗車に変更となってしまいました。マ、あくまで予定は未定にして決定にあらずだから……。
乗車位置が〇表示なので、まずは近鉄車で確定。阪神車よりも長尺の近鉄車の方がよかったので、これもお望み通りです。入線してきたのは5800系6両+1252系2両。付属編成である編成最後尾の車両を選んで乗り込みます。
昨年春、駅前に風雲!尼崎城が竣工した尼崎に到着。いつもながら尼崎止まりの急行⇒普通⇔快速急行3本の美しい平面乗り換えの様子にうっとりです。そして、当方の列車は付属編成を切り離すことなく、8両編成のままで阪神本線へ突入。武庫川西岸へ続く通路の一部をプラットホーム化した武庫川、駅改良工事と同時に主本線のみ8両対応とした甲子園、高架化時に8両対応を済ませてあった今津&西宮、と停まっていきます。
西宮の次は芦屋…ではなく、魚崎。芦屋駅のホームは両側が踏切に挟まれているという理由で延伸が困難だったため、今春から土日祝日ダイヤでのみ通過に変更されました。尤も、かつての梅田~三宮間の速達列車がデータイム毎時10本だった時代を体験している身としては、「変更された」というよりも「戻った」という表現を使いたくなりますね。ソロソロと通過する御影に対してこちらは前後の線形が良くスピードが乗っているため、直特・特急に対する「下剋上」感がみなぎるみなぎる。未体験の若い方にとってはすこぶる新鮮ではないでしょうか。
最後の停車駅・魚崎はホームが築堤上にあるので、こちらも延伸が比較的容易だった模様。最終区間の車内はこんな感じ↓です。乗り慣れていないのでCOVID-19の影響が如何ほどかは不明ですが、8両化で余裕ができたのと神戸三宮駅のメインの出入口が反対の姫路方にあるのとで、大阪方先頭車はガラガラ。とはいえ土日祝日の快急終日8両化は近鉄奈良線側でのレジャー需要に対応して、という意義が大きいので、ここは論うポイントではなさそうです。
どんどん伸びる阪神本線の高架区間の“初乗り”を一緒に済ませつつ、16時48分、神戸三宮に到着。鶴橋からは49分の道のりとなります。6両時代と同様に尼崎での増解結作業がなかったり、芦屋を通過するという時間短縮の要素は存在するものの、表定速度は43.7km/hと比較的長距離を走る列車としては物足りないのは11年来の課題。『あまり急がない急行』として定評のある、我らが阪急宝塚線急行(大阪梅田~宝塚)と表定速度が同じでした。
上で長尺の近鉄車の方がよいと書いたのは、ホームを目一杯に使って停車している様子が見られるから。阪神車8両の編成長は近鉄車に換算すると7両強なので、このギリギリ具合は味わえません。
姫路方から大阪方へホームを歩いていくと、高い天井がいったん低くなってまた先端付近で高くなります。大阪方先端から眺めると1番線(上り本線)の電車の停車位置はかなり遠いので、ホームの雰囲気の変化も相まって「あちらの騒々しい世界」とは別の空間に居るような気分になったりも。
こちらは8両運転開始の1年前(2019年2月)に撮影した写真。2013年に駅改良工事が竣工した当初から8両分のホームは用意されており、柵で区切られているだけでした。未供用部は何故か2両分ではなく1両分でしたが。
どうにか8両170mという長さを写真で伝えようと足掻いてみたのですが、駅撮りでは思うようにはいかず、無念。基本編成の5800系は吉野線のラビットカーに続いてまた見慣れないカラーリングになっていたのですが、これは近鉄の前身である大阪電気軌道時代に使われていた、「デボ1形」という車両の復刻カラーだそうです。
改札を出場して……
早目の夕食を済ませたのち、腹ごなしに南京町まで散歩。インバウンド客がほぼ100%減となっているのを除けば、コロナ禍以前の日常が戻ってきたかのような人出です――マスコミみたいに望遠レンズで圧縮効果を狙うような狡い真似はしませんが(笑)。コロナチャン、このまま終息へ向かうとは到底思えませんし、大体21世紀の地球に舞い降りたトリックスターとして満足に仕事を成し遂げないままフェードアウトされては大層困るわけでして。ひとまず今はFF10で言うところの「ナギ節」みたいなものなのかなと。治療薬やワクチンに過度な期待は寄せず、そして第1波は先鋒か最弱の四天王くらいに考えておいた方が、精神衛生上もよろしいでしょうね。それでは今回はこの辺で。
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