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2021年4月の4件の記事

2021.04.23

初夏の京都嵐山 後編・嵯峨鳥居本から渡月橋へ(2020.05)

 20分間隔のバスをタイミングよく待ち時間0分でつかまえ、嵯峨釈迦堂前バス停へ。ちょうど通り道の途上にあるので、バス停の名前になっているこちらのお寺にも寄っていきます。嵯峨釈迦堂は通称で、正式名称は五台山清凉寺。門構えだけで伝わるように、詳しくは調べていないもののすんごい由緒あるお寺だそうです(テキトー)。


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 嵯峨鳥居本を目指し、北方向へ緩やかな坂道を上っていきます。決してマイナーな場所ではないので沿道にはツーリスト向けの店舗が幾つも並んでいますが、やはり渡月橋周辺とは品位において歴然とした差が。インバウンドは全滅し国内でも出控えということで、通りを歩いていても偶に人影が現れる程度。観光エリアの外れとはいえ、嵐山にあるまじき人口密度です。世間の空気をガン無視して言ってみると…… めっちゃ快適やん、ずっとこれでいいわ。


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 初夏の陽気ということで、周りに人が居ないところではちょくちょく顎マスクに切り替えつつ。嵯峨釈迦堂からは結構歩きましたが、目的地の嵯峨鳥居本に到着です。途中の道のりも含め、ここは星の数ほどある京都の名所の中でも抜群に雰囲気の良いスポット。京都市内には意外にも4か所にしか存在しない重伝建のひとつでもあります。できれば季節を変えて何度も訪れてみたいのですが、いかんせん嵐山に3路線ある鉄道駅のいずれからも相当な距離があり、よりによって私にとって最も便利な阪急の駅が最遠。阪急嵐山駅発着の京都バス(※京都市営バスとは別の事業者)の路線もありますが、1時間に1本ペースなので便利とはいえません。……という愚痴はともかく、地蔵院に続いてここでも青もみじが迎えてくれ、(クルマが目障りなれど)令和2年とは思えないような景観にしみじみ。


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 写真に写っている鳥居は、この先の愛宕山山頂にある愛宕神社の一の鳥居。比叡山延暦寺と並び称され、戦前・戦中は嵐電嵐山駅から電車とケーブルカー(愛宕山鉄道平坦線・鋼索線)を乗り継いで訪れることが出来ましたが、現在は登山同然の徒歩ルートが唯一のアクセス手段となっています。私の方は当然ここで回れ右。上述の路線バスで帰るという方法もありますが幸いまだ余力があるので、近隣スポットの訪問がてら徒歩で阪急嵐山駅へ向かうことにしました。


 来た道をそのまま辿って南へ。嵯峨釈迦堂方面へ向かう道と分かれたのちも更に南下し、トロッコ嵐山駅そばの小倉池(下の写真)までやって来ました。流石にこのエリアに足を踏み入れるとツーリストの姿も少なくなく、ドラクエ風に表現すればせいすいやトヘロスが効かなくなった、という感じ(だって“敵”同士なんだもの…)。そこまでは想定内としても、結構な割合で外国人の若者──それも厄介なことにグループで──が交じっているのが大いに気になるのですが。在留ならばいいのですけれど……まさか観光客入れてないよね?


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 この池の畔に鎮座している小さな神社が、日本で唯一の髪の神社である御髪神社(みかみ-じんじゃ)。同じ嵯峨エリアにある車折(くるまざき)神社の玉垣には芸能人の名前がずらり、なのですが、こちらの玉垣には理美容を筆頭とした頭髪関連の組合・企業名が並んでいます。


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 ご存知竹林の小径。


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 野宮(ののみや)神社。今日は青もみじをこれでもかと堪能しました。


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 嵐電嵐山駅。この電車にも久しく乗ってないな。


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 一時期は竹下通りのようだったメインストリートの長辻通も、案の定人通りが激減していました。まるっきりゴールが見えない類の災難なのが、8年前のような洪水被害と較べて異質なところ。これを目に映るままの不幸と捉えるか、それともオーバーツーリズムの終わりの始まりを物語る景色と捉えるかとで、印象が真逆になる事象と言えます。


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 渡月橋の歩道もほら、こんなに歩きやすい。通俗用法とは違いますが、レッツ・ポジティブシンキング!ですよ。


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 嵯峨鳥居本で引き返してから1時間40分。余力どころか最もハードなセクションになってしまいましたが、ゴールの阪急嵐山駅に到着です。桂から先、平時ならばこの時間は混んでいる特急を避けて準急でのんびり帰るという選択肢もあったものの、入ってきた特急は拍子抜けするほどに空いていたのでした。

今日の歩数カウント:25,024歩


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〔関連記事〕
京都・嵐山花灯路2013 前編後編
後半でご紹介した渡月橋周辺エリアのライトアップバージョンです。

2021.04.22

初夏の京都嵐山 前編・松尾大社から地蔵院へ(2020.05)

 GWに入る前に日帰り圏内でちょっと鉄分を補給しておこうかな、と考えていたのですが、「すべての鉄道は大阪に通ず」阪神間エリアの哀しさで、こうも素通りするだけでもリスキーな状況になってくると……😥というわけで、大人しく過去の写真を綺麗にする作業へ戻ることに。今回はその成果発表(?)の一環として、昨年5月末に嵐山界隈で撮ってきた写真を2回に分けて貼っていきます。




 スタートは阪急嵐山線の松尾大社駅。某所での午前中の用事を済ませたのち、外出するには不如意ながらもこのまま回れ右で家へ帰るのもナァ…という流れでもって、すぐ近くの駅から阪急に飛び乗ってやって来ました。飛び乗ってというか、ちゃっかりカバンに一眼を忍ばせてあるので確信犯(誤用)ではあったのですがw。


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 お昼時なので、桂川の橋を渡って少しばかり歩いた先にある喫茶店&洋食屋にてランチ。看板メニューらしいボリューム多目のチキンカツ定食をいただきました。客の多くが顔見知りという如何にもな地元民相手のお店で、やっぱりこういうスタイルが一番しっくりと来ますね。外食なんて悉く「お〇さん食堂」の延長でいいのにな、中食もそうですが産業化なんて悪魔の所業の極みっスよ。確実に売れる分だけジャンジャン作ってジャンジャン稼いで、食材が無くなり次第閉店ならばフードロス(=動植物の無益な殺生)も限りなくゼロに出来るので。そこまでの繁盛店でなくても、UBI(ユニバーサル・ベーシックインカム)を併用すればひとまず生計の心配は不要ですし。


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 ふたたび橋を渡って桂川右岸へ戻ります。京都盆地へ流れ出て間もないこの辺りでは、この川も結構な清流感。海からは遠けれども川遊びならば思うがままです。


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 まずは松尾大社へ。宝塚の自宅近く、といっても一駅分以上先なので歩くとそれなりに距離がありますが、毎年初詣に訪れている神社が「松尾神社」と称しており、実際に平安時代末期にここ松尾大社から分霊を迎えているとのこと。この日の1か月前に愛犬が虹の橋のたもとへ先に旅立っていったので、願いどおりに最期まで穏やかな一生を過ごしてくれたことへの御礼参りのつもりでやって来ました。こちらもいつコロナでコロッと逝くか分からない故、(人間界時間での)暫しのお別れの悲しみ半面、世話係が居なくなる憂いが断たれた喜び半面です。


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 二礼二拍手一礼。御礼参りに関しては他の寺社でも一周忌まで継続するつもりですが、ワンコの無病息災の枠を新たに埋めるのは…… このウイルス禍ですし、「『経済を回せ』バカが今すぐ全員惨たらしい死に方でくたばりますように」、でしょうか。尤も、積極的推進派・消極的容認派ひっくるめれば軽く人類の9割以上が該当しそうですが。大丈夫、きっと願いは叶うよ!(キラキラした目で)


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 松尾大社は酒造の神様として知られています。


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 神使の亀サマ。


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 社殿の裏にある滝。


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 松尾大社を後に、山裾を南へ向けて歩いていきます。こちらは松尾三社の一社である月読神社。


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 華厳寺(鈴虫寺){下の写真は入口の石段}は積極的に観光化を推し進めていた反動か、COVID-19対策として一般拝観を休止していたため……


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 近くの衣笠山地蔵院へ。「竹の寺」という愛称があり、新緑とその奥の竹林の景観に誘われて入ってみることにしました(公式サイトはこちらのリンクから)。拝観料は一般500円(2021年4月現在)。私は知らなかったのですが、それほど大きくはないお寺ながらJR東海のあのキャンペーンでも複数回取り上げられているとか。


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 地蔵院は紅葉スポットとしても名が通っているそうですが、この季節の青もみじもまたよろしおす。


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 こちらは地蔵院を建立、そして管領(かんれい/室町幕府における将軍の補佐役)を務めた細川頼之の墓所。ご覧のように、自然石を置いただけという珍しい形式となっています。なお、すぐ後ろにあった巨木は近年切り倒されてしまった模様。まだ健在だった当時に訪問された方のブログへリンクを張っておきます。
土曜日は古寺を歩こう。>地蔵院、秋霖と云えば聞こえはいいのですが、竹のお寺は糠雨でした。


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 開山の祖の一人である宗鏡禅師の墓所。こちらも自然石そのままです。♪高価な墓石を建てるより~、というヒット曲がありますが、こういう生き方・からのー・死に方は格好いいですね。


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 ここは一休宗純禅師が生まれてから出家するまでの6年間(幼名は千菊丸)を過ごした寺でもあるそうで、下の写真はそれに因んで2017年に建立された母子像です。


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 更に奥へ進み──


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 「十六羅漢の庭」と称される庭園へ。先を急ぐ旅でもなし、方丈に座って30分近くのんびりと鑑賞しました。残念ながらこの庭園と方丈は撮影禁止なので、外からチラっと。


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 あまり人もいなかったので静かに境内めぐりを堪能でき、満足。次の目的地である嵯峨鳥居本(さがとりいもと)へ向かいます。お大尽ならばタクシーで直行が一番楽なのですが……あそこは駅からも遠いし、と、乗換案内アプリに何か名案はないものか尋ねてみたところ、松尾大社前バス停から京都市バス28系統に乗車して嵯峨釈迦堂前バス停で下車というルートがサジェストされたため、こちらを採用。嵯峨釈迦堂前バス停からの距離も結構あるのですが、馬鹿正直に阪急嵐山駅から歩くよりは大幅にショートカット出来るようです。というわけで後編へ続く。


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2021.04.14

ネモフィラ祭り@大阪北港・舞洲(2019.04)

【追記】2021年は5月5日までの開催予定でしたが、緊急事態宣言発令のため4月25日を最後に中止となりました。

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 花の季節スペシャル! ということで、今回は大阪北港の舞洲(まいしま)にて開催中の『ネモフィラ祭り』(→公式サイト)のお写真を貼っていきます。といっても今年はまだ満開になっておらず、また現地へ足を運ぶのはヤバみマシマシ変異株の感染リスクが小さくないので、2年前の2019年4月下旬に撮影したものを。ネモフィラの花畑といえば関東では茨城県の国営ひたち海浜公園のものが特に有名ですが、こちらは2018年までこの場所にあった『大阪舞洲ゆり園』が台風による塩害で閉園したのち、その翌年にお目見えした新スポットです。


 鉄道の通っていない臨港地区の人工島に位置するため、公共交通機関でのアクセスはJRゆめ咲線桜島駅またはOsaka Metro中央線コスモスクエア駅からの路線バスが頼り。下の写真は桜島駅から乗車した満員バスの車内(1枚目)と、帰りのバス待ちの行列(2枚目)です。昨年はCOVID-19の影響で順当に一般公開が中止されたものの、今年は無謀……いや、果敢にも開催。ゆめ咲線ルートだと若年層メインのUSJ客との混乗になることまで考えると…… ま、あとは各位のご判断にて。


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※2019年に撮影した写真です。


 エントランスゲート。2019年の入園料金は一般900円でしたが、今年は1,000円に値上がりしています。


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 会場は大阪湾に面しています。花言葉の「success everywhere(どこでも成功)」が表すように塩害に強く繁殖力が旺盛であることも、ユリに代わってネモフィラが選ばれた理由のようで。530万本という国営ひたち海浜公園のネモフィラ畑には遠く及ばないものの、こちらも100万株の大台に乗る規模となっています。


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 マスコットキャラクターの「ネモにゃん」とともに。


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 所謂“映え”写真とは違って実物の花は淡い色合いなので、ここでは誇張はせずになるべく原色に忠実な色調整の写真を載せておきます。基本は広角単焦点一本、時々コンデジのズームを使用ということで、構図が若干平板気味なのはご容赦を。


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 ──おや、お出掛けでしょうか。然らばくれぐれも「ご安全に」。

2021.04.05

かわいいお花たちと戯れる2021春 in 万博記念公園(大阪府吹田市)/深山池公園・い〜な!さくら通り(兵庫県猪名川町)

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 ホモサピどもの下らない内ゲバなぞ我関せずといった趣でもって、今年もまた心躍る花の季節が巡ってきました。これはコロナ禍に限らずですが、所謂“花の名所”のようなスポットにはあまり近寄らないようにしているので、行く先々での人出も含めて一昨年以前と何ら変わらぬルーティンです。で、例年はそうではないものの今年はちょっと記事にしてみようかという気分になったので、愛用のカメラでこのあいだ撮ってきた写真をペタペタ貼っていくことにします。




 まずは先月中旬に訪れた、万博記念公園の自然文化園です。ここは毎年桜まつりが開催されるほどの関西屈指の桜スポットですが、まだ開花には早いこの日は静かなもの。


 半世紀が経過しようと些かも色褪せぬ太陽の塔(創作者ならばこういう作品こそをこの世に遺したい!)と、その手前の花壇(3枚目はビオラのアップ)。太陽の塔の内部公開、混雑は完全に解消されたため、ご興味のある方はそろそろどうぞ。原則的に前日までの予約が必要ですが、この日のように空いていれば当日券も発売していますので。ちなみに私はまだ未体験……


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 こちらは(別の日の)5月上旬、午前11時50分に真後ろから撮影した画像。今更気付きましたが、南中時に太陽と真正面から向き合うようになっているんですね。


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 太陽の塔のすぐ西側には梅園がありますが、こちらはもう終わりかけでした。


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 茶つみの里エリアにて、カンヒザクラと茶畑と水車。


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 『もみの池』。自然文化園を訪れる度に思うことながら、51年前にはここにパビリオンが林立していたとは最早想像すら不可能な風景です。


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 『つばきの森』にて。


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 今回の訪問で一番感動したハクモクレン。快晴のなか結構酷かった黄砂やPM2.5にも負けず、ひたすらに映えを演出して下さっています。


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 クリスマスローズとパンジー。


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 自然文化園の北側に隣接する日本庭園にもちょっとだけ(下の写真3枚目はアセビ)。因みに今日は緩めのコースでしたが、一昨年の万博記念公園訪問時には自然文化園・日本庭園のほぼ全域を踏破し、立て続けにその日の夕方、2度目のPanasonic Stadium SuitaにてJリーグYBCルヴァンカップを観戦するという強行軍でした。流石に元万博会場、尋常でなく広いので本格的な運動になりましたね。ついでに言えばココは1970年版の会場、ということになりますが、早くも4年後に迫った夢洲会場の2025年版、開催は100%無理どころかその頃には抑々大阪シティがまだ息しているかどうかすらも危ういです(揶揄ではなく本気で巻き添えを食う“少数派の”大阪市民の安否を憂えています)。一応、閉会後の夢洲はここ吹田のように府民のレガシーとなれるだろうか……、という決めの一言を用意してはいたのですけれどねぇ。正に弱り目(=維新)に祟り目(=COVID-19)。


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 自然文化園に隣接するEXPOCITYまで行けば唸るほど飲食店はあるのですが、最近は園内にも新たに店舗が続々とオープンしています。こちらは帰りしなに屋外のテラス席でクアトロフォルマッジとイタリアンソーダをいただいた店。ピザの味はまぁ良かったものの、オペレーションが限りなく×に近い△だったのが残念でした。


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 続いては先週撮影した、兵庫県猪名川町の桜。1つめの深山池公園は昼のお弁当を食べた所でちょっとした桜並木があるだけなのですが、この公園に滞在中、上空を飛行機が通過する毎に飛行機雲が出来ていたので、これが写真のいいアクセントに。なお、記事冒頭のアイキャッチもここで撮影したものです。
【訂正】深山池公園の所在地は猪名川町ではなく川西市です。


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 昼食後、こちらはなかなかの規模の桜並木である『い〜な!さくら通り』へ移動。場所は下に貼り付けた地図をご参照ください。



 最寄りの鉄道駅の能勢電鉄日生中央駅から桜並木の入口までは徒歩10分弱。典型的な地元民の特権という感じのスポットで、土休日でなければこれといった混雑もなく心地の良い観桜が楽しめます。比較的駅に近い新興住宅地に所在しながら視点を変えれば山里の雰囲気も残っているという、コンビニエンスな田舎感がまた魅力かも。下3枚目のカットでそれを強調したつもりですが、いかがでしょう? 難点は駐車場が見当たらないことですかね。平日ならば今回のように駐車禁止でない住宅街の脇道にちょっと停めさせてもらうという方法も取れますが、並木道の太い道路は交通量が多く駐禁にも指定されており、更に桜満開の時期は殆どのドライバーが前方への注意が大なり小なり疎かになるので、安全面からもここに停めるのは短時間でも避けるべきでしょう(この日もそんなオツム弱々な輩がチラホラ……)。


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 2007年のBlog開設当初から一貫してbio欄に「デジカメ片手に乗り鉄&街歩き」という文言を入れていますが、軽量コンパクトが売りのm4/3とはいえボディ+F2.8通し標準ズームで871g(※アクセサリー類を含んだ実測値)に達してしまうために首掛けは必須で、14年目にして初めての「嘘」ということに。それはともあれRAW現像ソフトとタッグを組めばそれを許容するだけの値打ちがある良質な画像を量産してくれるので、これはもう今迄のようにカメラの性能不足に責任転嫁は出来ないなと。「今は風が止むのを待った方がいい/その間に僕らはナイフを研いでおくべきだ」(手紙/THE BOOM)……じゃないですけど、うかうかしているとまた民主主義の仕様たるGoTo亡者の百鬼夜行が始まってしまいそうですし、うららかな気候のうちに更なるトレーニングを積んでおきたいものです。

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