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2022.06.29

王子公園駅⇒神戸空港ウォーク その3【ポートターミナル~神戸大橋~中公園】

 新港第四突堤の上空を通過する高架橋がポートアイランドへの入り口。車道やポートライナーの軌道とは別に設けられている歩道橋を、今回初めて通ってみます。言うまでもないことですが、神戸空港からの帰りはポートライナーに乗って三宮駅へ戻るつもり。


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 中国の会社名が書かれたコンテナ群を横目に。この1週間後にロシアのウクライナ侵攻が始まりますが、対ロシアにしろ対中国にしろ、これまで散々経済面や資源・エネルギー面で依存(=“仮想敵国”の国力の維持・増大に荷担)しておきながらいざ有事が起これば鉄面皮にも手の平を返して難詰する(あるいはその予定)とか、あまりにも虫が良すぎませんかね。西側諸国もその子分たちも。
#「WASTE OR DIE」の価値観を共有しているという点では西も東も第三世界も、金持ちも貧乏人も、マジョリティもマイノリティも同じ穴の狢ですからね。こういった核心的な指摘に対して頬かむりを決め込む、若しくは理解できるだけの知性がないのがリベラルのダメなところ。


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 神戸大橋の直前にある『神戸ポートターミナル』のターミナルビルを覗いていきます(※ポートライナーの駅とも直結)。13万トンクラスの超大型客船の接岸にも対応した日本最大の客船用埠頭なのですが、今回の訪問では肝心の船の姿がないのでその実感は湧かず。不定期に寄港する外航クルーズ船のほかには、上海行きの定期航路がこの埠頭を発着しています。


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 車道が北行・南行の二層構造になっている神戸大橋を通過(長さ322m;歩道は南行の下層部分に併設)。東隣にはポートライナーのポートピア大橋が並行しています。以前はこの2本の橋のみが本土とポートアイランドを陸路で連絡するルートでしたが、1999年に陸の孤島化防止のバックアップも兼ねて東側に神戸港港島トンネルが開通しています。


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 ポートターミナルを神戸大橋上から振り返って。


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 ……の直後、水先人(水先案内人)を乗せたパイロット・ボートが結構なスピードを出して通過していきました。


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 ポートアイランド上陸。ヨソモノからすれば歩道を通ること自体が非日常体験ではありますが、橋を介するとはいえ都心からはすぐ近くなので、普通に歩行者や自転車の往来は頻繁です。


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 ポートライナーの駅名にもなっている中公園。


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 その南側にある、『神戸ポートビレジ』という集合住宅群。一見すると団地っぽいですが各種案内サインには東急の文字があり、どうやらUR系ではないようです。昭和40~50年代、ポートアイランドの造成にあたって「山、海へ行く」というキャッチフレーズが喧伝されましたが、外観が鈴蘭台のような北六甲のニュータウンにある団地とデジャヴュ級に瓜二つなので、なんだ、移動したのは土のみならず上物もじゃないか…と、当時の時代の要請だとはいえその金太郎飴っぷりに呆れるやら何やら。1階のピロティ部分に商店街を配するという設計は先進的なのですけれどね。


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 さて、このままポートライナーの軌道沿いに「ポートピア大通り」を南下するのがこの界隈でのウォーキングコースの定番なのですが、私は天邪鬼なので──今回はそれだけが理由ではありませんが──、遠回りを承知で島の西岸へ出ることにします。(次回へ続きます)

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