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2022.08.11

22/07/05 (9・終)福岡空港

 16時10分、福岡空港着。地下鉄の改札口を出ると、下の写真の吹き抜けのホールへ出てきます。殆どの流れはチェックインカウンターのある1Fへと向かいますが、搭乗する便のチェックイン開始時刻が16時30分とまだ少し時間があるので、ひとまず2Fへ直通するエスカレーターへ。


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 2F・3F全景。国内線ターミナルビルは2年前の2020年8月にリニューアルが完了したばかりで、教えてもらわなければ新築にしか見えません。右側の窓から外を眺めてみれば一衣帯水ならぬ一衣帯道というのか、大通りを一本挟んだところにもう市街地が隣接しているのに驚き。伊丹空港とてターミナルビルの至近距離にこんな風景はありませんからね。


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 ちょっと早い夕食をと考えてレストラン街を一巡してみたもののここでも自分基準で全滅となり、時間調整を兼ねて4Fの展望・送迎デッキへ。こちら側の風景に関してはほぼほぼ伊丹空港ですね、いや本当に。両者の大きな相違としては福岡空港は国際線の旅客便の発着があるという点が挙げられ、伊丹空港では伊丹スカイパークのある辺り、滑走路の対岸に国際線用のターミナルビルが建っています。


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 チェックイン開始時刻に合わせて1Fへ下ります。今回は座席指定料金を払わなかったので座席番号は未定でしたが、チェックインが30番目と比較的早かったこともあり、右窓側の29Fをゲット。但し最後列から数えて2列目という、任意の選択ではまず選ばないであろうポジションではありましたが。因みに空港使用料・支払手数料を含まない素の運賃は3,690円。大阪(関西)~福岡くらいの距離ならば関空~市内間の移動時間・コストを鑑みると3,000円未満でなければ安いとは感じないものの、きょうは先述のように空港見学を兼ねての航空利用ですので。


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 18時00分発MM158便の搭乗手続きを済ませてあとは帰るだけ──なのですが、地下鉄箱崎線往路あたりからの軽い胃痛がやはり気になっており、体調が優れない時には普段しないようなポカをやらかしがちになるため、太田胃散は常時携帯しているものの胃痛にターゲットを絞った別銘柄のお薬(スクラート胃腸薬・顆粒)をドラッグストアにて入手。薬剤師さん曰くそれなりに即効性はあるようなのですが、とはいっても市販薬ですので効けば儲けもの、くらいの期待で。今後は体質の変化から旅先でのこういった症状にも備える必要があるのでしょうね(こんにちは40代!)。


 新千歳空港あたりでは平日ですらしばしば混雑する保安検査も、ここでは待ち時間ゼロですんなり通過してエアサイドへ。上述の理由もあって夕食は関空到着まで持ち越すつもりでいたのですが、搭乗ゲートへ向かう途中の居酒屋兼海鮮レストラン(下の写真)のメニューに「ごまさば」という福岡の郷土料理を見つけたので、空港価格で値は張ったものの好奇心最優先ということでこちらを食してみることに。


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 立地に合わせて超速で出てきたごまさば定食。真サバの刺身(※品種のゴマサバとはまた別)に醤油だれとすりゴマを和えたシンプルな料理で、こちらのお店では他に刻み海苔など色々と薬味が加えられて彩り豊かになっていました。一般的にサバやイワシなどの青魚の生食は食中毒防止の観点から禁忌とされていますが、九州日本海側で獲れるサバについては太平洋側のそれに対して寄生虫(アニサキス)の種の習性の違いから鮮度が高いうちはそのリスクが低いらしく、沿岸地域ではこのような生食文化が根付いているのだとか。そういった理由からこの地域以外では鮮度管理を厳密に行わない限りは易々と口にはできない、輸送技術が発達した現代では珍しくなったホンマモンのご当地料理のため、搭乗ゲート手前のこちらのお店もまた故郷を暫く離れる人にとって有難い存在なのでしょう。


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 尚、ごまさば定食のお値段は税込み1,628円と、市中ならば多分この半額程度のはず。胃が傷んでいるというのにこんなの食べて大丈夫なのかという疑問が頭をよぎったものの、そんなちっぽけな憂慮は料理の旨さによって一瞬で吹き飛んでしまいました。次回の福岡訪問の折のお食事は、最低一度はこちらのメニューで決まり!です。因みにこちらの『九州産直角打ち しらすくじら磯貝』、立ち飲み限定のせんべろセットがコスパ良で人気なのだとか。窓に面したテーブル席ならばこちら↓のように駐機中や離着陸する飛行機を眺めながらという空港らしさが味わえるので、今回限りとは言え旅の締めくくりのイベントとしては悪くないチョイスでした。


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 ボーディングブリッジ使用ながらも、LCCらしく出発は端っこの2番ゲートから。搭乗率は8割9割とまではいかないものの、Peachの常で程々の乗り具合をキープしています。なお、隣は2席とも空席。搭乗開始は出発15分前と若干遅めながらプッシュバックはほぼ定刻通りでしたが、離陸直前に滑走路の離着陸方向が北向きから南向きへ切り替えられたために、少しのあいだ誘導路上で待機することになりました。空港北端にある2番ゲートから南側まで延々タキシングする必要が無くなったので、多少は相殺された筈ですが。


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 そしてテイクオフ。今朝までは保険にまで加入してあれだけ気を揉んでいたというのに、現実はかくも淡白なものです。


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 フライトコースはこの通り。福岡―大阪間を移動しながらも中国地方を一瞬たりとも掠らない、というのは飛行機ならではです。


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 雲が晴れた後半では四国山地や淡路島を上空から眺めつつ、定刻は19時10分のところを5分弱の僅かな遅れで関西空港T2へ到着。降機後はT1-T2間連絡バス→南海→地下鉄→阪急と、また遠い家路が待っています。南海空港線はラピートが全便の運転を再開しているので先発ならば乗っていくつもりでいましたが、先に出る空港急行が難波まで先着してしまうのでわざわざ待つ意味はなく、メタリックブルーのニクい奴にゴメンネと謝りながら、ロングシートに身を委ねることになりました。実際、空港急行は関空開港当時よりも増便されて利便性が上がっていますからね。


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 スクラート胃腸薬のお蔭か、胃痛は心なしか緩和されたか少なくとも悪化は抑えられた……ような気が。こちらはともかく眠気の方は素通しなので最後の阪急の車内ではへばっていましたが、また今回の旅も無事に終了です。関空T2経由でしたが博多を同時刻に出発する新幹線のぞみと比較しても30分程度のビハインドで済んだので、やはり腐っても(?)飛行機ですね。台風上等の出立でしたが結果としてはアドリブも巧くこなせましたし、不可抗力への対応としては限りなく100点に近いということにしておきましょう。今後は10月の頭にコロナちゃん次第で「行けたら行く」予定があるものの、“人流”──人間の主体性を無視して完全にモノ又は物理現象扱いですね、いや衆愚の行動の描写としては誠に適切な造語ですが。“社畜”みたいに──なんて如何なる賢人にも制御できるわけでなし、それまでは最大限の主体的対応として再び巣ごもりだか引きこもりだかの日々でしょうね。

今日の歩数カウント:17,314歩

<完>

(2022.07.05)

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