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2023.05.03

和束の茶畑ウォーク'23早春 その3【安積親王陵墓~石寺の茶畑】

 昼食後、まずは安積親王陵墓へ。和束は聖武天皇の在位中に次々と造営された都のひとつである紫香楽宮(現在の滋賀県信楽町に所在)と平城京・恭仁宮・難波京方面を結ぶ道筋(行幸路)の途中にあり、この陵墓は聖武天皇の第二皇子である安積親王のもの。一説によると政敵である藤原氏に毒殺されたとも云われており、享年17という夭逝もこの説に基づけば権謀術数渦巻く当時の政情からして不自然ではなく。昨年立ち寄った正法寺も彼の冥福を祈って創建されたのだそうです。


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 1300年近く経ったいまはこちらの墳丘までもが茶畑として使われており、頂上に立つと町の中心部(役場方面)とその向こうに釜塚の茶畑が見渡せます。2月下旬なのでウグイスがさえずるにはまだちょっぴり早いかと思いきや、今朝歩き始めた時から偶に、どころではない頻度でちょくちょく耳にしました。やはり茶源郷の二つ名は伊達ではなかった。


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 当初の計画では近傍のカフェでお茶スイーツを楽しんだのちに「和束山の家」バス停から加茂駅へ帰る、というつもりでいたのですが、このとおり期待を遥かに超える好天ですし、そこそこ遠路はるばるでもあるのでこのまま帰途に就くのは勿体ない。というわけで、昨年とコースは重なりますが石寺の茶畑を経由して「和束高橋」バス停を今回のゴールに定めることにします。石寺の茶畑に面するロケーション抜群のカフェが気になっていたので、前回は営業開始前で見送ったこちらの訪問も兼ねてということで。


 和束茶カフェから目指す「dan dan cafë」までは2.6km、歩いても40分ほど。和束観光の主要ルートというわけで、徒歩や自転車で周遊するツーリストへ向けて下の写真のような案内も設置されています。「京都やましろ茶いくるライン」と名付けられた京都南部・山城地域を巡るサイクリングルート群の一角をなしますが、言うまでもなくサイクル→茶いくるとかけてあるものを最初“やましろ茶”と”いくるライン”の間を区切って読んでしまい、何だろう“いくる”って……方言か古語? という、ジャパニーズ・ぎなた読みが発動。私にとってはいつもの事とはいえ、考え過ぎも良くない。


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 道中にて。下5~8枚目の写真は撰原(松尾)の茶畑を見渡すビューポイントです。同じコースでも時間帯・天気・光の向きが異なるので、またフレッシュな気持ちで楽しむことができました。


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 そして石寺の茶畑へ。これもまたパーフェクト!としか言いようがないです。


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 午後2時20分、dan dan cafë到着。より多くのお客さんに景色を楽しんでもらうために90分の時間制限を設けているとのことでしたが、この日はお客さんが少なかったため、閉店時刻である午後4時までの滞在の了承をもらっておきました。よく歩いたので、ここで長めの休憩。地図アプリとGPSを多用したためにスマホのバッテリーの減りが激しかったので、この時間を使ってモバイルバッテリーで充電しておきます。なお、店内にはフリーWi-Fiもあり。


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 メニューにパフェ系が見当たらなかったため、ミニデザートつき(※今回はミルクのジェラート)の抹茶プリンをチョイス(税込580円)。きょう四度目の完璧、です。


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 因みにここでもイタリア人の団体が地元の?ガイドに引率されて来店。一応建物内へ入る許可を取っていたものの、テラスから景色を眺めるだけで帰っていきました。昨年、和束小学校の前ですれ違った子供たちは流暢な英語で会話をしていましたし、思っていたよりもずっと国際的な町であるようで。


 和束高橋バス停を午後4時過ぎに出る便があるのでそれまでカフェ内で過ごそうと思っていましたが、ウォーキングマップを見返しているとこの周辺に僅かながら未踏破のルートが残っているのに気付いたので、30分ほど早く再出発です。


 最後のビューポイント(下の写真)は、石寺の茶畑を少し離れた場所から見渡すというもの。これはまぁ余力があれば、といった印象でした。


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 コース途中にはレトロな個人商店もあったりし、日が傾いてきたせいもあって最後にノスタルジックな空気を味わいつつ、和束川の畔のバス停まで下りました。和束は二度の訪問でじっくりと見て回りひとまずは一区切りついたので、次は秋頃に隣町の宇治田原町あたりを訪ねてみようかなと考えています。まだまだ終わらぬ、お茶の京都エクスプロレーション。


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 大阪駅も夕方は朝ほど混んではいないので、加茂駅発の区間快速(※大和路快速とは大阪環状線内で通過運転を行うか各駅停車となるかの違い。こちらは後者)でストレートに大阪駅へ向かいます。仮にトイレつき且つクロスシートならば木津で宝塚行き快速へ乗り換えの一択ではあるのですが、これは半永久的に無い物ねだりでしょう。


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 この日の歩数カウントは26,430歩。数値上ではそこそこという感じではあるものの、原山地区での準山登りの影響か久々に2日後まで残る軽い筋肉痛になってしまいました…が、この充実感ですからたっぷりお釣りは返ってきたわけですが。というわけで、202X年に周辺地域とともにユネスコ世界文化遺産に登録される(自己成就的予言)、京都府和束町の茶畑景観のご紹介・2023年早春版でした。

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