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2024.02.21

24/01/24 (8)伊勢志摩ライナーチョイ乗り~1日目終了

 近鉄四日市から36.9km先の近鉄名古屋へ。この距離で760円かァ、阪急のほぼ2倍だしJR(本州三社の幹線で680円相当)すら上回っとるやないか……と、我が身の事よりも沿線住民の負担の重さに遣る瀬無さを覚えます。その代わりといってはナンなのですが、1月31日までの期間限定で近鉄名古屋~桑名・四日市間の特急料金が半額の260円となる「名古屋トク近!キャンペーン」が実施されていました。割引料金とはいえエクストラコストには違いないので(高額な運賃の)埋め合わせというわけではないものの、この価格ならばまあ即決でしょう。学生の下校時刻にかかっているので、一般列車には極力乗り合わせたくないですし。


 このキャンペーンはチケットレスサービスでの購入のみが対象なので、手元のスマホで滅多に使わない予約サイトへ久しぶりのログイン。汎用車両だと当たり外れがあるものの、先発の名古屋行き特急が伊勢志摩ライナーだったので、発車まで10分を切っていますがこちらを選択することにします。4両のレギュラーシート車のシートマップをすべてチェックする程度の余裕はあり、唯一窓側/通路側両方が空いていた5号車の35A席を確保。車いす近隣席という区分で、運転日直前までブロックされているようです。他の窓側席は2席だけを残して全滅でしたが、伊勢志摩ライナーというからには複数人での乗車が大多数かと思いきや、窓側だけが埋まっている列の割合もかなりのもの。「しまかぜ」にフラッグシップの座を追われて11年、甲特急運用ならばまた別なのでしょうが、このように乙特急運用に入るとリゾート・観光特急としての色合いは自ずと薄まります。なお、同時に実施されている20%還元キャンペーンも適用されているので52ポイントもGET!しましたが、これは例によって1年後に失効でしょう……


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 電車は16時08分発。平日の10:01~15:59に乗車駅を出発する列車は「名古屋トク近!キャンペーン」の適用外となるため、こちらが夕方以降の部における最初の対象列車です。それとキャンペーン自体の効果が重なってか近鉄四日市での乗車が極めて多く、我が5号車については乗車口が詰まりかけるほど。その後無事に定刻で出発できたようですが、これは日常のシーンなのかそれとも今月末までの“異常事態”なのか、余所者の私には判りかねるのでありました。


 過去に近鉄特急でこの区間を通過した際にはほぼ毎回、特別車両において一人掛けシートのある海側(近鉄名古屋行きだと右側)に座っていたので、山側のこちらは目新しい風景。そもそも雪景色というのがこれまで数十回の通過で初めてのはずです。伊勢志摩といえば7年前の昨日・今日に伊勢神宮外宮・内宮と鳥羽・安楽島温泉を訪れた旅もまた、当地では珍しい極寒&雪の日でした(こんな感じで。リンク先は雪降る中の外宮)。


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 大した写真はありませんが車内の様子も。伊勢志摩ライナーこと23000系電車への乗車は今回が二度目、遥か昔の前回はセミコンパートメントタイプのサロンカーだったので、レギュラーシート車は初めてとなります。1050mm間隔の4列シートで、背面テーブルを省略してインアームテーブルに一本化しているのはグループ利用が多いことを念頭に置いた設計。写真の画角から外れていますが、足下にはバータイプのフットレストとリニューアル後に追加となったモバイル機器用コンセントが設置されています。カタログスペックに関してはこのクラスの中では最上位レベルではあるものの、腰掛けてみると背もたれの形状に原因があるのか、リクライニングを調節しても今一つしっくりと来ない座り心地でした。他の形式でも新旧問わず良い印象が無いですし、これは近鉄特急の普通席・レギュラーシートの“伝統”……いや、悪弊・因習?なのでしょうか。「ひのとり」のレギュラーシートに限っては出色の出来でしたが、あれはレギュラーと名乗りながらも少額とはいえ追加料金が必要な特別車両ですからね。なお、デビューから間もない頃に乗車したサロンカーのシートはソファそのものの感動的な座り心地で、賢島~近鉄名古屋の約2時間では物足りないほどだったということを、近鉄特急の名誉のために付記しておきます。ということで今回の教訓。「近鉄特急に乗るのならば、出来る限り特別車両で!」


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 箱根・鈴鹿峠とはまた別の意味で東海道の難所だった宮宿~桑名宿間の「七里の渡し」も、現代の鉄道は木曽三川を鉄橋の連続で渡る最短経路にてすんなりクリアです。近鉄四日市から30分弱、左側の車窓のフィナーレを飾るのは名駅界隈の高層ビル群。寒すぎるせいか、雲まで変わった形になっています。


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 注文を付けたいのは座席のクオリティくらいで、車内空間そのものは投資額に見合うだけの快適なものです。少なくとも5号車については車両のターゲット層とは裏腹にリゾート・観光特急感はあまり覚えず仕舞いだったものの──我々四日市乗車組にもその「責任」の一端はございましょうが──、ともあれ雪を突きながらも定刻通りに到着。記念にフロントマスクの写真だけは一枚、カメラに収めておきます……スカート汚いな! 伊勢志摩ライナーは今年3月15日でデビューから30周年を迎えるため、翌月以降全6編成の車体へ順次記念ロゴの掲出が始まっています。なお、後続の急行も当方の29分に対して35分と遜色ない走りぶりなのですが、これは特急が遅いのではなく急行が速いからでしょう。名古屋~伊勢間では行き違い待ちの多い快速みえとタメを張れるくらいですからね。


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 しつこいですが、改札出場の際にはICカード…というかモバイルICOCAから760円引き去り。とりわけ名古屋線には20世紀末を最後に四半世紀以上、一般車両の新製車が投入されていないため、渋々乗っているのでなければその方はきっとマゾでしょう(きっぱり)。




 今夜のカフェタイム及び翌朝の朝食用にサンドイッチの買いまわりを済ませたのち、早目の夕食を摂ってからホテルへ向かうことに。名古屋は一昨年10月以来、そもそも泊りがけの観光旅行自体がそれ以来なのですが、その時に食した「想吃担担面」の汁なし担担麺が気に入ったので、今回はユニモールにある方の店舗へ行ってみました。


 店内は香辛料の上品な香りでいっぱい。雰囲気も名駅南店よりもシックです。ランチに続いて再び麺類ですが、あちらは主食、こちらは白飯付きなのでおかずという位置付けでしょうか。お値段は一昨年から据え置きの税込み990円。前回が2辛(辛さ控え目)だったので、今日は3辛(スタンダード)に一段階引き上げてみます。……うぉっ、思ったよりも舌にヒリヒリ来る…! これは中間の2.5辛くらいが欲しいところですね。ご飯を大サイズにしたところ(※サイズ変更とおかわりは無料)、腹八分目の予定を超えてすっかり満腹になってしまいました。こうして二回賞味できたので、その点でも満足です。


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 時刻は18時前。駅北東側の地下鉄1番出入口を出て北へ4分ほど歩いた所にある今宵のお宿、「ベッセルホテルカンパーナ名古屋」に到着です(下の写真。翌朝撮影)。以前に石垣島で無印のベッセルホテルに宿泊したことがありますが(→当時の記録)、こちらは基本はそのビジネスホテルながらもリゾート地やレジャー施設近隣に展開する新ブランドとのこと。2024年1月現在、名古屋のほかには札幌(すすきの)・京都(五条)・沖縄(北谷)の4ヶ所にて営業中です。この並びに名古屋が含まれているのには元市民として強烈な違和感を覚えずにいられないのですがw、やはりレゴランドとかジブリパークの訪問客がターゲットでしょうか。それらしき親子連れが多くみられたほか、ロビーの片隅には外国人団体客のスーツケースがまとめられており、かつてのツーリズム不毛地帯も随分と様変わりしたものです。私については今回は名古屋には買い物と食事以外に用事はなく、ただの足場としての滞在。ぶっちゃけてしまうと名古屋/尾張の人間は嫌な奴やそれを通り越した屑が多いので、この程度の関わりが精神衛生上丁度いいのです。


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 ベッセルホテル石垣島は沖縄らしい料理の並ぶ朝食ビュッフェがとても美味しかったのですが、名古屋めしに関しては元市民ですし、40代に入ってからは食事量も減っているので、今回はその朝食ビュッフェはパスして素泊まりに。さて宿泊料金なのですが、最近の高騰の荒波はこちらにも押し寄せており、素泊まりでしかも30日前まで受付の早割プランながらも7,700円(税サ込/近畿日本ツーリスト経由/後日1.5%キャッシュバック)。前回宿泊してコスパも印象もとても良かった「コンフォートホテル名古屋名駅南」(→当時の記録)を含め、他のホテルも1万円前後は当たり前。あまりに高いためにこの日名古屋で何かビッグイベントでも開催されるのかと調べてはみたのですが、特にそういうわけではなさそうです。ランクを落とせば名駅近隣でも5千円くらいで見つかったものの、そこまで切り詰めなければならない事情もありませんし、一泊限りなので今回は妥協しました。というわけで、チェックインを済ませたらエレベーターに乗る前に1階のウェルカムドリンクコーナーへ……紙コップちっちゃいな! これだけ払っているのだから、館内設備はしっかりとしゃぶり尽くしておかないと、ね!


 お部屋は最上階の12階にある「スタンダードダブル」ルーム。ベッドはシモンズ社製、一部の客室にはエアウィーヴのマットレスも導入とのことです。広さは15平米とここは標準的なサイズですが、靴を脱いで上がるタイプなのでスリッパ要らずでゆったりと寛げるのがアドバンテージです。


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 自室内、Wi-Fi経由でのインターネット接続スピードの計測結果。爆速で接続も安定しており、申し分なしです。


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 無印よりちょい上位のブランドらしく、このホテルには2階に大浴場があるので、まずはここできょう一日の疲れを癒すことに。露天風呂がない以外は文句なしの設備でしたが── どうでもいい話を一つすると、脱衣所に脱いだパンツを忘れたor落としてきたようです。使い込んでゴムが伸びかけていたパンツなので捨てても惜しくはなかったのが幸いといえば幸いなのですが、これまで数え切れないほどに大浴場を利用してきて今更そんなミスをしでかすとはとても考えられないですし、思い返してみても忘れそうor落としそうな場面に心当たりが皆目ないわけで。しかもこれは自宅に帰って洗濯機へ放り込む段になって初めて発覚したため、その段階ではもうどうにもならず。他の可能性としては一瞬目を離している隙にHENTAIに盗まれたとか、神隠しにあったとかしか思いつかず、こうやって旅行記にまとめているとまたモヤモヤとした気持ちが甦ってきました。ホント、何だったんだあれは…… ということで今回の教訓パートII。「旅先にこそ、使い古した下着を履いて/持って行け」。


 そんないきさつでこの時点では知らぬが仏だったわけで、大浴場から帰ってきたらお楽しみのカフェタイム。ホットコーヒーは部屋備え付けのコーヒーマシン(下1枚目の写真)で淹れまして、お茶請けは家から持ってきたさくさくぱんだと、ジェイアール名古屋タカシマヤにて仕入れてきたサンドイッチハウス「メルヘン」のフルーツスペシャル(同2枚目)です。こちらのフルーツサンド、新鮮なフルーツ・しっとり食感・甘さ控えめの生クリームと、子供よりは大人に好まれそうな感じ。税込604円とお値段も大人志向なのですが、この味ならばリピも大アリですね。なお、メルヘンの発祥地は名古屋ではなく八王子とのこと。もちろん四日市ではなく東京都の方だよ、と、本日のみ有効のボケも欠かさずに。首都圏中心の店舗展開ですが、以前は大丸梅田店にも出店。関西で現存する店舗は高島屋京都店のみだそうです。今夜いただくのは1切れだけにしておいて、あと1切れは朝食のフルーツ代わりに冷蔵庫へしまっちゃうおじさんです。


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 早めにホテル入りしたとはいえ明朝も6時前起床を予定しているため、今夜はTVのリモコンにすら触れることなく22時頃にはベッドイン。大寒波襲来中につき室温の調整が普段よりも難しく、上げ過ぎると息苦しいが下げると今度はちょっと肌寒い、てな具合で、就寝態勢に入ってからも適温に安定するまでに少々時間と手間を要しました。明日は岐阜の山間部へ赴くために今日よりも更に極寒となるのが確実ですが、楽しい散歩になるのもまた確実なので張り切って参りましょう。

今日の歩数カウント:21,246歩

(2024.01.24)

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