24/10/28 (6)新湊大橋・あいの風プロムナード~海王丸パーク
越ノ潟駅から歩いてすぐ、新湊大橋の袂へ。前記の自転車・歩行者道へはエレベーターで連絡しています。こちらは通行可能時間が決められており、今の時季は6~21時、11月から4月は20時までに短縮されます。ちなみに公募による愛称があり、その名も「あいの風プロムナード」。またあいの風…… ホンマに富山県民に愛されてるね……
緩やかにS字にうねる(更にその先にはループあり)、西側のアプローチ部。真っ直ぐならば江島大橋(通称「ベタ踏み坂」)以上の珍景になっていたでしょうに。
対岸の堀岡地区を望んで。この辺りの最狭部では約330メートルしかないものの、両地区間から射水線のような比較的広域に影響する交通まで、様々な運命を左右した富山新港建設なのでした。
エレベーターで上がった先のあいの風プロムナード。延長は480mで、通行時間は限定されているとはいえ約半世紀ぶりに越の潟~堀岡間を最短距離の陸路にて往来できるようになりました。ここを通らなければ約10kmの道のりになるそうなので。
展望台も兼ねたこちらのプロムナード、オープンエアーですが両側はアクリル板で覆われており、強風で通行自体に規制がかからない限りは悪天候時の通行も快適。そのぶん写真撮影には最悪に近い環境ではありますが(苦笑)。以前に訪れた関門トンネルの人道部(長さ780m;下2枚目の写真)と同様、ここも全天候型のランニングコースとして利用されていました。
堀岡から越の潟へ向かう渡船。逆手に取ってではないものの、なかなか雰囲気のある写りになりました。
越の潟側の渡船のりばと万葉線越ノ潟駅を見下ろして。
富山新港の港内(下1枚目の写真)と反対側の入口(同2枚目)。
地上へ戻ってきたら、今度は岸壁沿いに北側の「海王丸パーク」へ向かいます。こちら↓はその途中で見掛けた海上保安庁の巡視船。船名がやひこなので新潟から出張中なのかなと思いましたがその新潟は前任地で、現在は船名を変えないままでここ伏木に所属しているのだとか。
海王丸パーク到着。万葉線沿線、というより射水市の観光スポットというとまず名前が挙がるのがこちらですね。今日のメインの訪問地はこちらではないのですが、とはいえ万葉線共々いつかは訪れてみたいと昔からリストに入りっぱなしだったので、ちょっぴり遅れはしたものの予定通りに成就です。海王丸の乗船料は大人400円(2024年現在)と元々安いものの、万葉線の一日乗車券とのセットならば200円相当とおトク。この日は新湊大橋をバックに入れるだけで精一杯でしたが、晴れて視程の良い日にはここに立山連峰が加わるとのことです。
「世界で最も美しい湾」や「恋人の聖地」のモニュメントもあります。
越ノ潟駅到着から早くも1時間が経ってしまいましたが、雨が上がってくれたのでレインウェアは畳んでバッグの中へ。海王丸パークの駐車場の一角に射水市の観光案内所があったため、一応スマホへPDF版は落としてきましたが紙バージョンの方が見やすいということで、これから訪れる新湊内川の案内マップ・「水辺の回廊 橋まっぷ」をゲットしておきます(→PDF版のDLはこちらから)。以下余談ですがスタッフの方にどちらから?と訊かれて兵庫と答えると、「大変ですねぇ、知事選」。ハハッ、やっぱその話題ですよね…。ここでもコンテンツの一環として気の利いたことを一つや二つ書いておいた方が見栄えはするのでしょうが、「書ける」ネタと「書きたい」ネタは別物ですしこの二つを同時に満たすのは乗り鉄&街歩き(&偶にアート系)くらいのものですから、今回に限らずこの種の話題はまるっと省略です。とはいえ蔑まれっぱなしもちょっぴり悔しいので強い確信を持って一言だけ反論しておくと、いま兵庫で起こっていることは他の都道府県、延いては全ての民主国家の鏡像に過ぎないのだから嗤っていられるのも今のうちだぞ、と。
次回はランチとか神社とか。
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