かわいいお花たちと戯れる2021春 in 万博記念公園(大阪府吹田市)/深山池公園・い〜な!さくら通り(兵庫県猪名川町)
ホモサピどもの下らない内ゲバなぞ我関せずといった趣でもって、今年もまた心躍る花の季節が巡ってきました。これはコロナ禍に限らずですが、所謂“花の名所”のようなスポットにはあまり近寄らないようにしているので、行く先々での人出も含めて一昨年以前と何ら変わらぬルーティンです。で、例年はそうではないものの今年はちょっと記事にしてみようかという気分になったので、愛用のカメラでこのあいだ撮ってきた写真をペタペタ貼っていくことにします。
まずは先月中旬に訪れた、万博記念公園の自然文化園です。ここは毎年桜まつりが開催されるほどの関西屈指の桜スポットですが、まだ開花には早いこの日は静かなもの。
半世紀が経過しようと些かも色褪せぬ太陽の塔(創作者ならばこういう作品こそをこの世に遺したい!)と、その手前の花壇(3枚目はビオラのアップ)。太陽の塔の内部公開、混雑は完全に解消されたため、ご興味のある方はそろそろどうぞ。原則的に前日までの予約が必要ですが、この日のように空いていれば当日券も発売していますので。ちなみに私はまだ未体験……
こちらは(別の日の)5月上旬、午前11時50分に真後ろから撮影した画像。今更気付きましたが、南中時に太陽と真正面から向き合うようになっているんですね。
太陽の塔のすぐ西側には梅園がありますが、こちらはもう終わりかけでした。
茶つみの里エリアにて、カンヒザクラと茶畑と水車。
『もみの池』。自然文化園を訪れる度に思うことながら、51年前にはここにパビリオンが林立していたとは最早想像すら不可能な風景です。
『つばきの森』にて。
今回の訪問で一番感動したハクモクレン。快晴のなか結構酷かった黄砂やPM2.5にも負けず、ひたすらに映えを演出して下さっています。
クリスマスローズとパンジー。
自然文化園の北側に隣接する日本庭園にもちょっとだけ(下の写真3枚目はアセビ)。因みに今日は緩めのコースでしたが、一昨年の万博記念公園訪問時には自然文化園・日本庭園のほぼ全域を踏破し、立て続けにその日の夕方、2度目のPanasonic Stadium SuitaにてJリーグYBCルヴァンカップを観戦するという強行軍でした。流石に元万博会場、尋常でなく広いので本格的な運動になりましたね。ついでに言えばココは1970年版の会場、ということになりますが、早くも4年後に迫った夢洲会場の2025年版、開催は100%無理どころかその頃には抑々大阪シティがまだ息しているかどうかすらも危ういです(揶揄ではなく本気で巻き添えを食う“少数派の”大阪市民の安否を憂えています)。一応、閉会後の夢洲はここ吹田のように府民のレガシーとなれるだろうか……、という決めの一言を用意してはいたのですけれどねぇ。正に弱り目(=維新)に祟り目(=COVID-19)。
自然文化園に隣接するEXPOCITYまで行けば唸るほど飲食店はあるのですが、最近は園内にも新たに店舗が続々とオープンしています。こちらは帰りしなに屋外のテラス席でクアトロフォルマッジとイタリアンソーダをいただいた店。ピザの味はまぁ良かったものの、オペレーションが限りなく×に近い△だったのが残念でした。
続いては先週撮影した、兵庫県猪名川町の桜。1つめの深山池公園は昼のお弁当を食べた所でちょっとした桜並木があるだけなのですが、この公園に滞在中、上空を飛行機が通過する毎に飛行機雲が出来ていたので、これが写真のいいアクセントに。なお、記事冒頭のアイキャッチもここで撮影したものです。
【訂正】深山池公園の所在地は猪名川町ではなく川西市です。
昼食後、こちらはなかなかの規模の桜並木である『い〜な!さくら通り』へ移動。場所は下に貼り付けた地図をご参照ください。
最寄りの鉄道駅の能勢電鉄日生中央駅から桜並木の入口までは徒歩10分弱。典型的な地元民の特権という感じのスポットで、土休日でなければこれといった混雑もなく心地の良い観桜が楽しめます。比較的駅に近い新興住宅地に所在しながら視点を変えれば山里の雰囲気も残っているという、コンビニエンスな田舎感がまた魅力かも。下3枚目のカットでそれを強調したつもりですが、いかがでしょう? 難点は駐車場が見当たらないことですかね。平日ならば今回のように駐車禁止でない住宅街の脇道にちょっと停めさせてもらうという方法も取れますが、並木道の太い道路は交通量が多く駐禁にも指定されており、更に桜満開の時期は殆どのドライバーが前方への注意が大なり小なり疎かになるので、安全面からもここに停めるのは短時間でも避けるべきでしょう(この日もそんなオツム弱々な輩がチラホラ……)。
2007年のBlog開設当初から一貫してbio欄に「デジカメ片手に乗り鉄&街歩き」という文言を入れていますが、軽量コンパクトが売りのm4/3とはいえボディ+F2.8通し標準ズームで871g(※アクセサリー類を含んだ実測値)に達してしまうために首掛けは必須で、14年目にして初めての「嘘」ということに。それはともあれRAW現像ソフトとタッグを組めばそれを許容するだけの値打ちがある良質な画像を量産してくれるので、これはもう今迄のようにカメラの性能不足に責任転嫁は出来ないなと。「今は風が止むのを待った方がいい/その間に僕らはナイフを研いでおくべきだ」(手紙/THE BOOM)……じゃないですけど、うかうかしているとまた民主主義の仕様たるGoTo亡者の百鬼夜行が始まってしまいそうですし、うららかな気候のうちに更なるトレーニングを積んでおきたいものです。
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