宇都宮ライトレール編 Epilogue【宇都宮→大宮→大阪】
ギュウギュウとまではいかずとも、再び混雑した電車に揺られて宇都宮駅東口へ帰ってきました。一日乗車券を首から外して、今日のライトラインの乗り歩きはおしまい。“儲け”に関しては計算するまでもないと思いますので省きます(よく乗った!)。下り電車は立ち客こそポツリポツリと居るものの、上りほど混んではいないのが一般的な路線の18~19時台とは異なるところです。
ギュウギュウとまではいかずとも、再び混雑した電車に揺られて宇都宮駅東口へ帰ってきました。一日乗車券を首から外して、今日のライトラインの乗り歩きはおしまい。“儲け”に関しては計算するまでもないと思いますので省きます(よく乗った!)。下り電車は立ち客こそポツリポツリと居るものの、上りほど混んではいないのが一般的な路線の18~19時台とは異なるところです。
平石停留場も緩急接続に対応した2面4線の配線。市街地の外れの農村地帯(※市街化調整区域なので将来的にも不変)に位置しているため、現状では自転車・バイク・車との乗り換え地点としての利用にほぼ限られているようですが(乗降は平日・土日祝日ともに400人)、5月末・6月末には連日満車が続いているという駐車場の拡張が実施されます。運行体系の面でも今後予想される宇都宮駅西側への路線延伸や快速運転の拡充など、それに伴った変貌が最も大きいであろう停留場でもあります。
グリーンスタジアム前停留所にて下車します。こちらは栃木SCがホームスタジアムとして『栃木県総合運動公園陸上競技場(カンセキスタジアムとちぎ)』(宇都宮市西川田に所在)と併用している『栃木県グリーンスタジアム』の最寄り駅。緩急接続が可能な2面4線(上下線それぞれのホームが道路を挟んで千鳥配置)、かつ試合・イベント開催時の同電停始発・終着列車の折り返し運転に対応して上下線の間に渡り線を備えた配線となっています。軌道系交通機関とはいえ中量の括りでもモノレールを更に下回るという輸送能力ではありますが、それでも有るのと無いのとでは大違いです。栃木SC(※2024シーズンはJ2リーグ所属)のホームゲームに関してはキャパシティで上回りJ1基準を満たしているカンセキスタジアムとちぎがメインで使われているので、ひとまずパンクの懸念は小さそう。
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予定には無かった徒歩での到着となりましたが、ライトラインの路線東端(※線路自体は最後の1.6kmは北向き)の芳賀・高根沢工業団地停留所です。正式名称決定前の仮称が「本田技研北門」だったように、地域内交通の発着こそあるものの基本的には同社の事業所への通勤・出張・訪問用に設けられた停留場。態々ここまで線路を引き込んできただけのことはあり、平日には宇都宮駅東口の9,000人に次ぐ2,600人の乗降があります(参照→https://www.miyarail.co.jp/info/1839)。現在午後1時40分ですが利用は朝夕だけということはなく、真昼間のこの時間帯でも細々ながらコンスタントに利用者の姿がありました。
周囲を農地が取り巻き、ライトライン第1期開業区間における全19の停留場のうち、群を抜いて長閑な飛山城跡(とびやまじょうあと)停留場。神戸出身者なので、嘗ての神戸市営地下鉄伊川谷駅とイメージが重なります──この景色でこの高頻度運転?という共通点でもってですが。そのぶん付帯施設の整備には都合が良いともいえ、P&R用の駐車場は現時点でかなりの収容台数(下6枚目の写真)。駐輪場も20台分用意されていますが(同7枚目)、こちらも全然足りていないという利用状況となっていました。
飛山城跡停留場から飛山城史跡公園へはメインルートと“隠し”ルートの2本があり、どちらも徒歩18分。往路は隠しルートの方を辿ってみようと思うので、電停を出たところの案内標識(下の写真)が右を指示しているのを無視し、逆の左へと折れます。
定期券うりばのオープン待ちの間にプラットホームの風景を撮影しておいたので、まずはこちらから。朝ラッシュも終わりかけという時間帯のため、待望のファーストコンタクトに相応しいゆったりとした雰囲気です。4月1日のダイヤ改正にて計画当初から予告されていた快速運転が始まっており(途中17の停留場のうち6つを通過)、現時点では平日の下り2本、宇都宮駅東口6時58分発と7時46分発の便が該当。といっても運転区間の宇都宮駅東口~芳賀・高根沢工業団地間全体で各駅停車と比較してたった3分の短縮となり、やはりというか速達ではなく遠近分離が目的のよう。今回の日帰り(?)訪問ではどのみち間に合いませんでしたが、混雑した電車に遊び乗りの私が交じるのも気が引けるので、心残りのようなものはゼロです。
軌道線の新設路線としては国内では75年ぶりの開業となった宇都宮ライトレールの乗り歩きをしてきましたので、今回から数回に分けてのご紹介です。開業日は昨年の8月26日でしたが、「一日乗車券が発売されてから」「日が長く暑くない季節に」となると初乗りは最短でも翌年の春かな、と考えていたので、予定通りの時季の訪問となりました。関西在住なので唯一かつ最大の障壁はアクセスルートと遠征費…なのですが、新幹線だと東京で乗り継ぎが必要なうえに片道1万8千円ですし、宇都宮は空港から遠いために空路は選択肢に挙がらず──ということで、若干強行軍ではありますが夜行高速バス二連泊での0泊3日にて決行。当然宇都宮一泊も考えたものの、栃木ということでクルマ無しでは郊外の行先が大きく制限されてしまいますからね。あしかがフラワーパーク(=目の前に両毛線の駅がある)の藤棚の見頃は終わってしまいましたし、日光エリアに至っては人出の点で論外ですから。往復とも直前割引で日帰り(実質)でも惜しくないほどの安価にて予約が取れたので、今回はこれでオールOK、です。
すっかり日が落ちた18時20分。名古屋駅新幹線口の高速バスのりばに到着すると、ちょうど乗車する便の改札が始まったところでした。外観の写真は後ほど休憩の際に撮っておくことにし、運転手さんにWEB乗車票のQRコードを呈示して車内へ入ります。鉄道と違いバスは経路の融通がある程度利くので、運行状況だけ確かめて高速道路の渋滞・規制情報は特にチェックせずにここまでやって来ましたが、この西日本JRバスの運転手さんの話によれば、往路の大阪→名古屋の便は大渋滞のために2時間半遅れたらしいです。私としては阪急宝塚線の終電(大阪梅田0時10分発雲雀丘花屋敷行き)に間に合いさえすれば今日のところは万々歳ですので、安全運転だけどうぞよろしくお願いします!
列車出発の40分ほど前に駅へ戻ってきました。すぐ隣に食事もできる綺麗なカフェがあるのですがのんびり寛ぐにはちょっと中途半端な時間なので、駅舎内のベンチで缶コーヒーでも構わないか、と自動販売機を見に行くも、こちらも商品のラインナップがピンと来ず。結局、ショルダーバッグに入れて持ち歩いていたお茶で喉を潤すのみになりました。
▲明知鉄道明智駅 駅舎外観
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